なんだろう、この読後感は。清々しい気分とでもいえばいいか
不登校になったまいが田舎に住むおばあちゃんのもとで暮らす。決まった時間に起き、ちゃんと食事をして、畑仕事や家事の手伝いをし、勉強もして、と規則正しい生活をすることで、体に備わった自然のリズムを取り戻す。
さらにいわゆる魔女修行の要は、自分で何でも決めることと、決めたことは最後までやり通すこと。簡単なようでいて、普段私たちが忘れがちなことなのかもしれない。回りに同調し、流されていく生活
まいの不登校の原因は学校での孤立化だったようだ。女の子は、いや男の子でも同じか、クラスに自然と仲良しグループができ、一旦仲間に入ると、好きでもないことでも同調することを暗黙に要請される。そしてそれが嫌で、グループを抜けて一人でいると、他のグループを含めた全員からつまはじきされてしまう。たとえ肉体的な暴力はなくても、精神的に村八分状態になり、学校にいることが苦しくなり、行くのが嫌になる。
まいにはもうひとつ悩みがあった。ふと感じたら死んだらどうなるかという疑問。父親に聞いたら、死んだらそれまで、終わりだと、しごく常識的な考えしか返って来ず、不安になっていた
魔女たるおばあちゃんとの生活で次第にまいは元気になる。死後のことを聞いてみると、おばあちゃんは、人間には魂と肉体があり、死んで肉体は滅びても、魂は残るという。いつかその時が来て、ちゃんと魂が肉体を飛び出ることがあったら、まいにわかるように知らせてやると言ってくれる。
仕事をしていた母親はまいのためには環境の変化も必要かと、一時仕事をやめて、単身赴任中の父親のもとで、家族三人で暮らすことを決意する
祖母との生活にも慣れたまいには未練もあったが、新しい学校生活に挑戦するつもりで、あわただしく帰る。
新しい学校で、多少ういてはいたが、友達もでき、またたくまに二年を過ごしていた。そこへ届いたのが、祖母危篤の報。母と二人車で向かうが、すでに死んでいた。
台所の隅のほこりだらけのガラス窓に指で書かれた文字を見つける。
西の魔女より東の魔女へ、無事脱出に成功
いつ書かれたのか、先程までは気づかなかったのに。祖母は約束を忘れていなかった。まいの心には熱い思いが、希望がわきあがる
付録に、まいの新しい学校での友達との話がついている
不登校になったまいが田舎に住むおばあちゃんのもとで暮らす。決まった時間に起き、ちゃんと食事をして、畑仕事や家事の手伝いをし、勉強もして、と規則正しい生活をすることで、体に備わった自然のリズムを取り戻す。
さらにいわゆる魔女修行の要は、自分で何でも決めることと、決めたことは最後までやり通すこと。簡単なようでいて、普段私たちが忘れがちなことなのかもしれない。回りに同調し、流されていく生活
まいの不登校の原因は学校での孤立化だったようだ。女の子は、いや男の子でも同じか、クラスに自然と仲良しグループができ、一旦仲間に入ると、好きでもないことでも同調することを暗黙に要請される。そしてそれが嫌で、グループを抜けて一人でいると、他のグループを含めた全員からつまはじきされてしまう。たとえ肉体的な暴力はなくても、精神的に村八分状態になり、学校にいることが苦しくなり、行くのが嫌になる。
まいにはもうひとつ悩みがあった。ふと感じたら死んだらどうなるかという疑問。父親に聞いたら、死んだらそれまで、終わりだと、しごく常識的な考えしか返って来ず、不安になっていた
魔女たるおばあちゃんとの生活で次第にまいは元気になる。死後のことを聞いてみると、おばあちゃんは、人間には魂と肉体があり、死んで肉体は滅びても、魂は残るという。いつかその時が来て、ちゃんと魂が肉体を飛び出ることがあったら、まいにわかるように知らせてやると言ってくれる。
仕事をしていた母親はまいのためには環境の変化も必要かと、一時仕事をやめて、単身赴任中の父親のもとで、家族三人で暮らすことを決意する
祖母との生活にも慣れたまいには未練もあったが、新しい学校生活に挑戦するつもりで、あわただしく帰る。
新しい学校で、多少ういてはいたが、友達もでき、またたくまに二年を過ごしていた。そこへ届いたのが、祖母危篤の報。母と二人車で向かうが、すでに死んでいた。
台所の隅のほこりだらけのガラス窓に指で書かれた文字を見つける。
西の魔女より東の魔女へ、無事脱出に成功
いつ書かれたのか、先程までは気づかなかったのに。祖母は約束を忘れていなかった。まいの心には熱い思いが、希望がわきあがる
付録に、まいの新しい学校での友達との話がついている