エピローグで、トバを倒した後に入院したケンヤを茜と穂高が見舞っている

姉の茜は雷季に鬼に捕まった訳ではなく、穏の国の一族に頼まれ、もとは優秀な鬼役だったが、今は外道に落ちたトバを監視するために外の世界に行ったことを告げられる。

その後二人は穏の国に戻ることになり、ケンヤについていた風霊鳥も去り、ケンヤはこの世に一人残され、穏の国の思い出を回想する。それがプロローグに書かれてる情景なんだろう

まあいちおう話の途切れた部分も語られてはいるが、ケンヤと穂高が穏からこの世に来た後の様子とか、その昔茜とケンヤが穏の国に入り込んだ情景なども、もう少し読んでみたかったのだが

こうして物語を振り返ってみると、主要人物たちの動きははっきりしてるが、背後の世界、穏の国というものが少しぼやけて感じる。もともと作り物の小説だから、これ以上詳しくはできないのか、あるいはぼやけた印象も狙い通りなのか、よくわからない。『夜市』でデビューした後の一作目の作品で、長編。やはりなかなかすごいな

ホラーではなかったな。ファンタジーに近いのかな

あるサイトで、この作品の感想を見てみたんだが、何でも雰囲気が『新世界』とかいう作品に似ているとか。そのタイトルは見たことあるから、来月にでも図書館で借りて読んでみようかと思う


いまだ雨は降り続いている。まるで梅雨のように終日しとしと降る雨だな

明日は晴れるかな