何か中途半端な終わり方だな。風変わりなアパート住人たち、恋に縁がなさそうでいて、それなりに回りには、男が近づき、二人の関係がどうなるかやきもきさせながら、あいまいなまま終わってしまった

最初と最後に二階の屋根から降りられなくなった猫を描いて、ロンドンに住んでいた由香が帰国してから、再び戻るまでの一年足らずね麻子とその周辺を描いた話

仕事の話も恋の話もなんかどれも中途半端で、多少いらついてしまうが、現実はそんなにドラマチックに起承転結が続くわけでもないから、そんなものだと思って読み流しておけばいいのかな

つまらなくはないが、やはりさらに読みたいとは思えない話だった。とはいえ、他に気になる本がないわけではない。『恋する音楽小説』という、名曲に秘められた人間模様を描いた作品。今は続編も出ていてたと思うが、少し気になってる。いつも聞いてるわけではないが、クラッシック音楽も嫌いではないからな。

阿川さんと言えばエッセイも結構出していて面白そうな気がする。むしろ小説よりはそちらのほうが面白い気もするから、いつかまた何か読んでみようか

この小説に関しては、つまらなくはないが、感動とか印象とか心に迫るものをあまり感じなかった。あるいは主人公に似た世代の女性なら、もっと身近に感じるものがあるのかもしれないが