小寒い。朝から降っていたとは書けない。もう起きたらと娘に声かけられて目が覚めたら、もう11時。朝というより昼近い

昨夜夜更かししたわけでもないが、夕食のあとしばらくはなんか疲れを覚え、目もしんどくて本を読む気になれなかった。深夜になる頃、もう寝ようかと思いながらも、半分あまり読みかけてる熊谷さんの本、せめて数ページでも読もうとして、気がついたら一時間あまり。風呂上がりで体を冷やしたのか、寝苦しさを感じたわけでもないのに、昼近くまで寝過ごした。

貴重な休みを半分損したのかどうか。まあこの雨では自宅にこもるだけなんだが。予定の本が読めるかどうか。
今日は吉田さんの本を読むつもりでいた。事件があるわけでもなく、感情の起伏があるわけでもなく、一見つまらなさそうだが、人によっては、かえって落ち着ける、ゆったりした時間がとれる、そんな感想を吉田さんの他の作品に対する読書感想で読んでいて、時間のあるときに、じっくり読んだ方がいいかなと、休みを、それも土曜の今日一日を当てるつもりでいた。明日は昼前後は法事のためとられるし、今日は雨の予報で部屋でゆっくりできるからと

それが半日寝ていてつぶれ、起きたら買い物を頼まれ、熊谷さんの本を読み終えたのは昼過ぎ。その後には、昨日購入した時代小説を読んだりしてしまい、吉田さんの本にかかったのは夕方だった

それでも読み始めるとなかなかいい調子で読める。夕食までに半分近く読み進めた。

吉田篤弘『小さな男*静かな声』という本なんだが。

小さな男は老舗デパート六階の寝具売り場に勤務し、自己流の百科事典を書き続けている小柄な独身男。
小さなとは体格だけでなく、気持ちも小さいのか、小さなことが気になり、ノートを作っては事柄別に書き続けている。それらがいつかまとまれば百科事典になるということらしい。

静かな声はラジオ局の女性アナウンサー。今は日曜の深夜の番組で、音楽をかける合間に、とりとめのない話をしている。彼女の静かな声が人気らしい。
彼女も独身の34歳で、二人とも独り暮らし

二人のモノローグのような章がかわりばんこになっていて、その合間にナレーターのように第三者が彼らを語る章がはさまっていて、読んでいくうちに、彼らが浮き彫りになってくる

案外面白い。どうも二人は接触するような感じだな。先が楽しみだ