なかなかよかったな。各地の風習とかで出会った不思議体験をつづったもの、という体裁だが、やはり小説だと思う方がいいのかも。
時々その名が言及される民俗学者袴田保輔の本が読んでみたくなり、さきほどGoogle検索してみると、この本のことがヒットする。つまりはさださんの作り上げた架空の学者なんだろう。まあ専門家が見れば、モデルがいるかどうか、誰と誰を混ぜ合わせたかわかるかもしれないが、まあ詮索しても意味がないだろう
小説にせよ、エッセイにせよ、話を楽しめたのでいい。カバー表紙の絵が印象的で、タイトル作も印象的だが、私好みで言うと、やはり四つ目の人魚の恋かな。人魚の肉を食べると永遠の命がさずかることに興味があると言うわけではなく、そんな永遠に近い年月を生きている女性で私かも美人というのは無視できない存在だな。表向きは祖母、母親、孫娘三代だと思わせておいて、実は同じ女性だったなんて、驚きよりも、当の女性にとっては悲劇なのかもしれないな
五番目の話で扱われている四国の巡礼路に現れる仙人も興味深い話だった。その素性は話のおしまいで明らかにされてはいるが、仙人たちが話した内容となると、半信半疑な気もするが、それでいて信じてしまうかな。なにせ、お大師様にも四国巡礼にも、修験道にもわりと関心ある方だから。
最後の話はあまり感心しないかな。中国古代の伝説にある五つの聖なる石にまつわる話なんだが。それを手にすると、権力とか財力とか、永遠の命を得ることができる聖石なんてあってはいけないものだと思う。かりに存在するにしても人間の前には現れてはいけないものだと思う
ともかくなかなか興味深い読み物だった。さださんの小説をさらに読むかどうかはまだわからない。興味は覚えても、今回のような分野の話だととっつきやすいが
歌手としても、面白いとか思う歌はあっても全部聞きたいかとなると、その気にはなれない。私にはそんな程度
時々その名が言及される民俗学者袴田保輔の本が読んでみたくなり、さきほどGoogle検索してみると、この本のことがヒットする。つまりはさださんの作り上げた架空の学者なんだろう。まあ専門家が見れば、モデルがいるかどうか、誰と誰を混ぜ合わせたかわかるかもしれないが、まあ詮索しても意味がないだろう
小説にせよ、エッセイにせよ、話を楽しめたのでいい。カバー表紙の絵が印象的で、タイトル作も印象的だが、私好みで言うと、やはり四つ目の人魚の恋かな。人魚の肉を食べると永遠の命がさずかることに興味があると言うわけではなく、そんな永遠に近い年月を生きている女性で私かも美人というのは無視できない存在だな。表向きは祖母、母親、孫娘三代だと思わせておいて、実は同じ女性だったなんて、驚きよりも、当の女性にとっては悲劇なのかもしれないな
五番目の話で扱われている四国の巡礼路に現れる仙人も興味深い話だった。その素性は話のおしまいで明らかにされてはいるが、仙人たちが話した内容となると、半信半疑な気もするが、それでいて信じてしまうかな。なにせ、お大師様にも四国巡礼にも、修験道にもわりと関心ある方だから。
最後の話はあまり感心しないかな。中国古代の伝説にある五つの聖なる石にまつわる話なんだが。それを手にすると、権力とか財力とか、永遠の命を得ることができる聖石なんてあってはいけないものだと思う。かりに存在するにしても人間の前には現れてはいけないものだと思う
ともかくなかなか興味深い読み物だった。さださんの小説をさらに読むかどうかはまだわからない。興味は覚えても、今回のような分野の話だととっつきやすいが
歌手としても、面白いとか思う歌はあっても全部聞きたいかとなると、その気にはなれない。私にはそんな程度