なかなかよかった。それにしてもこんな仕事が本当にあるのかな?ありそうな気もするが
マキには大学時代からの女友達がいて、その友達に誘われて婚活などにも行く。大学では優等生で、就活にも励んだ友は会社に入り、仕事も頑張って、役員になるのも遠くないほどに出世したものの、男には縁がない。四十を前に、狙うのは一回り年下のイケメンとか。

それが最後に出会ったのが、一回り年上で冴えない男。優しいのが取り柄。彼の給料では子供ができても生活が苦しいから、彼女が仕事を続け、彼が主夫になるとか

マキにも男が近づいてくる。役者で、彼女の仕事の新入りの同僚として現れ、マキが昔素人演劇をしていた頃を知っていて、弟子になりたいくらいだという。はじめは相手にしていなかったのに、いつしか心に入り込んできて、最後には一緒にいてほしいと言うほど

マキの仕事の先輩の老女とか、一身専属契約している男として、党首を勤める男もいるなんて話もあり、ほんとかなと思ってしまう

二枚目俳優として名の売れた中年俳優は、テレビにしろ舞台にしろ演出家の言うままに動く芝居はつまらないと言う。むしろマキたちの芝居の方が、俳優の実力がものを言う仕事でうらやましいと。今は顔が売れてしまって、マキたちの仲間になることができないのが残念だと

死体の代役として葬儀の間棺桶に入っている仕事からはじめて、花嫁の代役として花婿の親族の相手を務めたり、セレブママの代役として小学生の息子のPTAに出たり、いろんな代役をしたマキ。一度で済まずに、その後同じ代役をしたり、事件に出会ったりと、なかなか面白かった

この作家、他にもなにか書いてるのかな。あれば読んでみたい