銀行員の樫村の勤める銀行がある日、大手の銀行に吸収合併される。同僚たちが次々と退職するのを見守っていたが、カード会社に出向になる

そんなとき辻占いの老女に出会い、これから七味唐辛子が待つと言われる。うらみ、つらみ、ねたみ、そねみ、いやみ、ひがみ、やっかみが振りかかり、本当の人生が始まるのだと

そして頼まれて、飲食フランチャイズ会社の財務担当役員として勤めることになる

いく種類もの店舗を持ちながら業績が延びていない。調べてみるとさらに隠蔽された含み損が百三十億もあるとわかるや、別に派遣されていた社長がやめ、樫村があとを引き継ぐことになる

あれこれと難問が立ちはだかり、信頼していた人間に裏切られたり、債権者の相手したりと、まさに唐辛子まみれの日々

それでも各店の店長や従業員の頑張りを見ると投げ出せない。誠実だけが売りの社長の奮闘記。

銀行とか投資とか経営がからんだ仕事小説は苦手なんで、この著者は読んだことがないんだが、タイトルに引かれて興味を覚えた。なかなか面白かった

一応私も大学は経済出てるから、同級生も結構銀行員になっている。同じような境遇なのかな。