昼前から昼過ぎまでの五時間を法事出席のために費やす

昼食は老舗の料亭らしいが、私などにはわからない料理だな。まあ、うまいことはうまいが、少量づつ出されても腹の足しになったかどうか

おまけに送迎のマイクロバスはクーラーが壊れていて、しかも窓は嵌め込みで、開けしめができないため、礼服を着てるので暑い

まあともかく終わって、軽装に着替えて読書していた

著者が作品の舞台や主人公の活躍した舞台の土地を訪ねて、歴史と風土の双方からのイメージをつかもうとする旅行記だった

最初の一章が熊野、そして日本で一番数の多い名字鈴木の総本家がこの熊野にあるそうだ
そして紀州が生んだ怪僧道龍。その晩年、ブッダの亡くなった地を訪ねてのインド行

ついで二章では補陀洛渡海。観音浄土を目指す話。鎌倉将軍実朝や有間皇子、渡海上人、白蛇伝説、虚無僧、西安などにも触れていた

三章では聖地高野山

四章では戦国時代に活躍した雑賀や根来の鉄砲衆。そして、その子孫が渡った韓国と、鉄砲をもたらしたポルトガル


全体に興味ある話が多かったものの、今の関心事からはあまり興味がわかないものも。

実朝関連で出てきた人物で、高野聖から禅僧となった覚心、のちの法燈国師についてはもう少し知りたいなと思う。虚無僧で知られた普化宗や尺八を、さらには径山寺味噌や醤油を日本にもたらした人でもある。

神坂さんの作品を読んでみるか、他に彼についてかかれた本があれば読んでみたい。