やはりすごい人物だな、南方熊楠は。しかし、研究一筋に生きることができないのは、仕方ないことか

長男が精神に異常を来して、子煩悩な熊楠を悲しませたこと。晩年天皇への進講という名誉ある体験をしたことはよかったが、日本が戦争へと突き進むなかでの死は残念なことだった

誰にも真似のできぬ天衣無縫で破天荒な人生を送りながら、彼が残したものを、その一部なりともう少し読んでみたいな

自然科学面での業績は私の手には余るから、民俗学や宗教面での話なら多少は読めるのではないかと思う