ようやく最後まで読み終えた。

といって半日かかったわけでもない。朝?、目が覚めたら、すでに11時だった。完全な寝坊だ。まあ休みではあるが、妻は仕事に出ている。それなのに寝坊なんて、と母親に叱られるのが嫌で、喉が乾いていたが我慢して、部屋にいた。一時間待てば昼食に呼ばれるだろうと

いくつになっても息子にとって母親は別格かな。同じ辰年生まれだから、24歳違い。八月に84歳になったが、足腰に比べて、頭と口は達者なもんで、私は小さくなってやり過ごしている

それはともかく、最後まで読んだら、最初の話に結び付いたな。最初の短編「小屋のある屋上」は商店街にある魚屋。三階建てのビルの一階が店なんだが、そこに勤めているらしい老人は屋上にある小屋に住んでる。客の目から見た魚屋の話

最後の「ゆるく巻くかたつむりの殻」は、すでに亡くなっている魚屋平蔵の奥さんから見た魚屋の歴史。幼馴染みの二人が結婚し、はじめは二階建ての屋上に建てられたかたつむりの殻のような小屋で新婚生活をした。二階には平蔵の両親と妹が住んでいて、家族五人が平穏に暮らしていたのに、父親が事故死したのを皮切りに、母親、嫁の両親、妹と立て続けに家族を失い、子供もできず二人きり。その後二人とも浮気などもしていたが、嫁までが病死してしまい、寂しくなった平蔵は、妻の浮気相手の源さんに同居してほしいと頼む。のちにやはり独り暮らしがいいと言う源さんのために、ビルに建て替え、屋上にかつての新婚部屋のような小屋を建てて源さんを住まわせた。夫と妻の愛人が同居するなんて、おかしなものなんだが、異常には思えないのが不思議でもあり、この作品、作家の魅力なのかな


今日も朝から曇り空。小雨も降ったのか、道路や屋根が濡れている。さすがに暑さは遠退いたかな。

明日からまた仕事だが、今日のうちにもう一冊くらいは読んでおこうか。梶尾真治さんの壱里島でも読もうか。天草にある離島とか。前からタイトルだけは気になっていて、沖縄方面の島の話だと漠然と思っていて、ちゅうちょしていた。沖縄言葉に、少し戸惑いがあるだけなんだが。中を覗いてみたら、違っていた。そこまで南ではなく、熊本のちかく天草の島なんだ。まあ方言だと、沖縄と大差ないのかもしれないが