結構風があるせいかな。これでもう少し仕事が活発だといいのだが。忙しいのはあまり苦にならないが、ヒマで手持ちぶさたというのがつらい。

ようやく終業時間になり、ほっとする。今日も一番に職場を出た。そして昨日とは別の図書館へ。こちらに返せる本は二冊だけ

新たに何かないかと小説の棚を見て回ったものの、これと言うものはなく、エッセイ、旅行記の棚から一冊だけ借りた


神坂次郎
『時空浴 熊野 高野から』
NHK出版、2003

神坂さんと言えば、真っ先に『元禄御畳奉行の日記』が頭に浮かび、あと歴史小説を書いてる人というイメージだったが、今巻末の略歴を見ていて、驚いた。

太平洋戦争末期に特攻隊にいたようだ。それに対する鎮魂顕彰活動で長谷川伸賞も受賞してるらしい

戦後劇団に少しいた後帰郷して二十年あまり土木技師をしていて、その間に歴史小説を書き始めたという

その後、御畳奉行がロングセラーとなり話題を呼び、その後に、南方熊楠の伝記を書き、ベストセラーになったらしい。うかつにも気づかなかった。

その伝記『縛られた巨人・南方熊楠の生涯』というタイトルには覚えがあるが、今度図書館にあれば借りてみようか

他にも一癖ありそうな特異な人物を描いた歴史小説をいくつか出しているようだし、おいおい読んでみようかなと思ったりする

今日借りた時空浴も面白そうだ。取材旅行記とでもいうものかな。歴史と空間のなかに自身を投げ込み、漂わせて、歴史上の人物の生きた時空を独り歩く、ゆっくり歩く。そして文献だけではわからなかった新たな発見


来週はじめが期限になる本が後四冊。小説が三冊と熊野の森の歳時記風な読み物が一冊。さてどれから読もうか。まあ読みやすい小説から片付けていこうか。竹内さんからにしようか