なかなか面白かったが、予想とは違い、等身大の主人公なんだ

沖縄生まれで、祖父に育てられ、空手を習った勇作。腕に磨きをかけてから単身アメリカに渡り、道場破りで生活していた

帰国後知り合ったコピーライターの夏子に押しきられるように婿養子となり、空手道場まで作ってもらって、下町の商店街に住む

体は大きく、空手の腕はあるものの、情に脆く女に弱いため、マスオさん状態になる。借金までして道場を建てたものの、生徒が集まらず、毎月の返済にも困る

そんな勇作が商店街の人たちと交流したり、用心棒のようなことを頼まれたりして過ごす一年を描いたもの

彼の回りに現れる女性が年齢に関係なく、魅力的で、肝っ玉があるのに驚かされるな。げに女は強いものだな

アメリカから帰国するきっかけになった、悪人の道場主に使った三年殺しの結果がわかったところで終わっていて、その後の道場がどうなったのか気になる