今読了。なかなか面白かった。主人公は大学に受かって上京し、独り暮らしを楽しみにしていたのに、家族会議で幼い頃世話をしてくれた叔母の世話になることになり、がっかりする。

しかも叔母のミーコは銀座でバーのママをしていて、夜はそこでバイトすることになる。数人の若い女性がいる小さなバーだが、人気作家や編集者が出入りする店で、なかでも推理小説から時代小説までこなすベテラン作家辻堂は古くからの客らしい。スケベ親父っぽいふりもするが、頭も働き、心の機微もある奥の深い人間らしい

この店で話される謎解き、パズルを辻堂が解決する様を描いた連作短編集。日常の謎というか、安楽椅子探偵風の話ばかりで、派手さはないが、けっこう面白かった