予想外だった。小さなバーを舞台に初老の紳士と若いバーテンダーと話すのは、二十代の女性。安楽椅子探偵ものかと思って借りたのだが。

だったら普通連作短編集か。これは長編だ

しかもどうも初老の紳士は生きていない。幽霊だ。見かけは亡くなったときの五十代だが、生きてればすでに七十代

そんな幽霊は、彼が死んだことを知ってるものには見えなくて、知らない知り合いになら姿が見えると言う。バーテンだーはそんな幽霊を見ることができる能力?体質をもっている

女性が幼い頃、住んでいた新築の家が全焼した謎が提示されるものの、謎解きがなかなか進まない。名探偵が颯爽と解決する爽快感はないし、幽霊の日常が延々と話されていき、なんかつまらなく思え、もうやめようかとも思ったが、どうにか最後まで

火事のなぞは解かれたものの、なんか楽しめない。強引だとか、いい加減なわけではなく、筋は通っているし、納得もできるが。

探偵が犯人という点かな。そもそも探偵小説ではないのか。幽霊話とでも思えばいいのか。つまらないわけではないが、面白かったとも言えない。なんか中途半端な印象の作品だな


結局、昨夜も読めなくて、朝から読みはじめて、二回ほど外出していたので、こんな時間になった

今日も暑い。いくぶん薄曇りで、気温も一度か二度は低いようだが、それでも真夏日で猛暑だな

昼間に出ていく勇気はないから、このあとも読書を続けようか

もう少しスカッとするものか、小説以外でも読もうか