しかし、なんかあまり気がのらなかった。
全部で四章で、それぞれの章のタイトルは、観念と身体、都市と自然、世間と個人、脳と魂となってる。

最初の章は一番関心事だったからか、ちゃんと読めたんだが。あとは流し読みというか、しっかりと読めなかった。

身体技法の話は興味深かった。現代人は頭とか観念が主になってしまい、身体がなおざりになっている。日常の行住坐臥における身体の使い方がわからなくなっている。立ち方、座り方、眠り方、トイレの使い方、風呂の入り方。

それがわからないのに、建築は洋風になり、畳の部屋は少ない。そういう暮らしに慣れてない身体に負担をかけるばかり。
医者に言わせれば正座することに必然性はないそうだが、実は正座することで、下腹部の筋肉が鍛えられる。腹式呼吸が出きると発想も変わるし、頭でっかちにもならない
近代化のつけがこうした面にも現れている。身体とか体育の話でも非日常のオリンピックとかのように、日常とはかけ離れた面でしか問題にされない
頭と身体の両方を鍛えるのに禅とか瞑想はいい。
人間に悩みはつきものなんだが、それを過剰にしてしまうのが観念

そんな感じで、目を引く言葉や考え方が一杯ある読み概のある対談だなと思いながらも、なんかのめり込めない。体調かな?気分かな?

とにかく最後まで読んでは見たが、自分に興味ない話題だとスルーしてしまうな。
二人は根はひとつしっかりしてるから、話題がどこへ飛ぼうと、ついていけるんだろうな。はじめからわかっていたことだが、二人の偉さを確認した。またいつか二人の書かれたものや他の人との対談でも読んでみようかなと思う