竹内『カレーライフ』やっと百ページあまり。いざ読もうとしたら目の疲れを覚えて、読めなかった。CDで音楽を聞きながら目を休ませていた。千住真理子さんのバイオリンによるシベリウスのバイオリン協奏曲

以前、ピアノを教えながら、個人のリサイタルを目指している女性のHPを見ていたことがある。その女性の尊敬するピアニストが舘野泉さんということで、シベリウスを聞いていたことがある。何枚かのCDも手に入れたりした。今聞いたのもその一枚。いかにも雪国らしいピンとはりつめた空気を思わせる音色


『カレーライフ』なかなか読みごたえがある。祖父が昔洋食屋をしていたころ、孫が集まると、特製のカレーライスを作ってくれた。その祖父の通夜の晩、孫たちは大きくなったら一緒にカレー屋をしようと話した

そんな子供の戯言を漏れ聞いた主人公ケンスケの父親は死期を知ったときに、退職金を使って、手放してしまった祖父の店と土地を買い戻していた。ケンスケが二十歳になったら譲ると言うことで

祖父のあとを継がなかった父の思いがあったのだろう。

調理し学校を卒業し免許もとったものの、ケンスケはまた未成年。春には就職も決まっているから、それまでにカレー屋の目処とか計画だけでも進めておきたい。ということで、一緒に店をやると子供の時に話したいとこたちにまず会うことにする。

大学生のワタルはサトルと双子で、ケンスケとは同い年。サトルは大学受験に失敗したのを契機に海外へ家出して、放浪中。

年上のお姉さんヒカリはアメリカでホームステイして、好きな作家の講座を聴講してる。そのヒカリのもとに、ワタルとケンスケが訪ねていく。そこまでを今読んでいる

サトルは今インドにいるとメールをしてるヒカリから知らされる

祖父のカレーライスには沖縄料理とか、アメリカの影がある。また祖父は黄金を仲間と手に入れたおかげで店を持つことができた。そんなミステリーもほのめかせていて、興味がわく

カレーの本場インドにもケンスケは行くのかな?いとこ同士でのカレー屋は無事開店するのかな?


私にも父方のいとこ、母方の従兄弟、ともにかなりいるが、あいにく祖父には会ってないな。私が生まれる前に亡くなっている。 でも幼い頃に会ったいとこの思いではあるな、なんて思いながら読んでいる