日曜の朝。晴天で暑くもなく、穏やかな日。意外と静かだ。家の前の道路をひっきりなしに通る車の音はするものの。でも昨夜のこれでもかと鳴きわめく蛙に比べたら静かなものだ。

クワコー先生の情けない生活模様を描いている文章は正直退屈だし、笑えるというより情けなくて身に摘まされる。手取り給料が11万なんて、千葉の田舎でもなあ

腐女子っぽい個性的な文芸部員たちが出てきてバカ話始めるとほっとする。ただ私が年寄りで、アニメとか漫画とかにうといので、話題についていけないが。ホームレスで学内にて段ボールハウスしてるジンジンがどうやら謎解きしてるようだが。

二番目の話は盗まれた手紙。クワコー先生は前任地にいたときに、人名辞典の編纂にかかわっている。興味ある太宰治など無理で、名も知らぬ人物数名の記述を担当した。
その一人、春狂亭猫介は駄洒落に関する辞典を書いた作家。
とある日来客があり、猫介は全国的に有名な警備会社の創業者で、最近まで会長をしてたが亡くなったと。その猫介の二代目襲名を許されていたものだと。しかし、猫介の身内でも二代目を表明するものがいて争いになっている。以前未完の辞典の一巻を送ったときに挨拶文を添付したが、そこに二代目をこの来客の男に譲ると書いてあったので、それを探しに来たとか。

その挨拶文の入った封筒を探し、発見。礼金目当てで、しばらく預かることになるが、盗まれてしまう。その謎解き。封筒は文芸部員に預けられ、結局ジンジンの段ボールハウスにあったのに、なぜ見つけられたのか?誰が犯人か?


三作目は、森娘の秘密。クワコー先生を大阪から千葉に呼び寄せたのは、かつてサラ金を経営してて、以前大阪の大学で同僚だった鯨谷教授。昔資金援助したことで教授に迎えられたものの、大学では主流派でないため、子分にするため呼び寄せたらしい

鯨谷教授と学長職を狙うライバルが馬沢教授。
鯨谷教授が名簿屋から大金で手に入れた近隣高校の学生名簿。大学入学者を勧誘するため必要なもの。
一方馬沢教授にはかつて論文盗用したうわさがあり、最近は研究室に夜現れる森ガールとのセクハラ疑惑がある。

それらの真偽を確かめ証拠を得れば、有利になるため、クワコー先生は鯨谷教授にこきつかわれる

森娘とは誰か?
買い取った名簿の紛失の真相は?

タイトルのスタイリッシュな生活は、皮肉なのかな。多少面白いところもあったが、さらに読む気にはなれないかな。