深夜になったが、今ようやく読了

奇妙な人たちだな。最初は北海道から大学入学で東京へやってきた男の子が主人公かと思ってたが、違うみたいだな

独り暮らしを夢見ていた彼に母親が選んでくれた下宿。そこに住む彼を含めて五人が主人公となる短編で構成されている

一階には食堂と二つの部屋があり、大家で作家の千鶴と、彼女の内縁の夫だと紹介された画家の晴雨がいる

二階には四部屋があるが、今は三人だけ。北海道から来た葉介の他には、一年年上の大学生小春と、学校の事務員をしている椿がいる

六編あるが、これらの五人の他に、千鶴と晴雨の過去を明かす男が語り手となる編が加わっている

椿には女子高生の彼女がいる。いわゆる同性愛。はじめにその二人が出てきて少しとまどった

理解しにくいものもいるが、つまらないとは思わず、興味深かったが、なんかわかりづらいかな

巻末の著者プロフに

心の痛みや揺らぐ感情を繊細にすくいあげる文章に定評がある。人のつながりの機微をときに切なく、ときにキュートに描き出す恋愛小説の書き手としても、最も注目される若手のひとり

と、書かれているが、納得できるものの、さらに読みたいかと言われたら今はあまり読みたいとは思わないな

女性だと違うだろうし、あるいは年代が若いと違うのかもしれないが