久しぶりの土曜休み。今月は今日だけ。仕事が忙しい時期だから仕方ないとはいえ、日曜だけだと、ゆっくり休むより、なにもしないうちに終わってしまう感じで、リフレッシュできないな

昨夜読みかけた本を朝から読んでいる。東京浅草の観音様の裏にある古びた喫茶店。還暦前後の夫婦二人で、常連さんで食いつないでいる店。付近はスカイタワーなどで観光客が増えても、客が増えた様子もない。
昔一時仕事で東京に行っていて、浅草もほんの少し歩いたことがあるが、そんな店はあったよね。休もうとしてもよそ者には入りづらくて素通りしてしまったが。
こういうところに集まる人々、それぞれに歴史があり今があるんだね。そんな人々を描いた話かな。まだ途中だからわからないが
ママさんはもとSKDだったとか、新たに一本立ちした秋田出身の芸者は若くてかわいいが、故郷に三歳になる子供をおいて来ているとか。近くの中華料理屋の出前持ちは、ベトナム人でかつてはフランス料理のシェフ。しかも先祖は中国人で、達筆な漢字もかけるし、漢詩もなにげなく口にできる
一見ただのおじさんおばさん、あるいは外国人なのに、その背後にいろんなものを背負って今生きている。
何か特別な事件がなくてもいい、たんたんとそんな人々を描いているだけでも、興味深く、楽しい気がする

三田完『モーニングサービス』