夕方、『虚無僧の謎』をいちおう読了。興味深くはあったが、面白くはなかった。なんかいまいち物足りないというか、私の興味とは焦点がずれている感じだが、ひとまずいい。また虚無僧や尺八に関する本で、面白そうなものがあれば読んでみたい

引き続いて、『陽が開くとき』を読んでいる。幕末に幕府がオランダに送った留学生の話。

83歳の柳兼子がクラッシック歌曲のリサイタルを終えた控え室に一人の訪問者が。訪問者の目的が彼女の祖父中島兼吉の話を聞きたいと。兼吉は幕末に幕府がオランダに派遣した留学生の一人だったと。同行したのが、あの榎本武揚、西周など明治時代に活躍した人物。
このプロローグを見て、一気に物語に引き込まれた。兼子の亡き夫が、「民芸」の発案者で無名の工芸品の芸術的価値を見いだした宗悦と知り、興味深かった。

やっと半分近くまで読んだところだが、先が楽しみだ。榎本のように歴史に残る人ばかりでなく、無名だが忘れてはいけない人がいた