永野芳宣『物語ジョサイア・コンドル』。昼前にまた一冊読み終わる。辰野金吾伝を昨夜読み終えたが、つづいて彼の恩師コンドルを描いた小説を読み始めたら、興味深くて一気に読んでしまった。著者は東京電力で役員を勤めている経済人だが、経済に関わる人などに関する著書も結構ある。
あとがきによれば、経営の第一線から退き研究所の責任者になったときに、ライフワークとなる三部作の小説を考えたとか。
近代日本の転換期に活躍しながらも、日の目を見ていない人物に光を当て、現代的な意味を問おうとするものだとか。三菱の岩崎小彌太、古河市兵衛、そしてコンドル。
日本政府のお雇い外国人として来日し、五年の任期を十年に延期してもらい、精力的に仕事をしたものの、日本の建築家の育成には成果はあげたが、建物の建設自体には成果をあげられず、解雇されて帰国する。
しかし十年の日本滞在で時期を逸して故国では就職できずにいたところを、三菱の岩崎家に雇われて再来日。洋風建築家として活動し、日本人の妻と結婚して日本に骨を埋めた。その代表作が丸の内赤レンガ街の一号館の設計だ
小説だから多少のフィクションもあるのだろうが、興味深く面白く読めた
当時の政府の派閥とか経済人の派閥など、バックの状況がわかると納得できることもある
引き続き、辰野金吾のライバルとなる旗本出身の建築家妻木頼黄の生涯を描いた本も読もうかと思っていたが、図書館の返却日の関係もあり、また一息つきたいので、別の本を読もうかと思う。三田さんの法華経入門と北森さんの小説。明治時代日露戦争前に秘境チベットに潜入しようとした本願寺の僧、能海寛を描いたもの。
あとがきによれば、経営の第一線から退き研究所の責任者になったときに、ライフワークとなる三部作の小説を考えたとか。
近代日本の転換期に活躍しながらも、日の目を見ていない人物に光を当て、現代的な意味を問おうとするものだとか。三菱の岩崎小彌太、古河市兵衛、そしてコンドル。
日本政府のお雇い外国人として来日し、五年の任期を十年に延期してもらい、精力的に仕事をしたものの、日本の建築家の育成には成果はあげたが、建物の建設自体には成果をあげられず、解雇されて帰国する。
しかし十年の日本滞在で時期を逸して故国では就職できずにいたところを、三菱の岩崎家に雇われて再来日。洋風建築家として活動し、日本人の妻と結婚して日本に骨を埋めた。その代表作が丸の内赤レンガ街の一号館の設計だ
小説だから多少のフィクションもあるのだろうが、興味深く面白く読めた
当時の政府の派閥とか経済人の派閥など、バックの状況がわかると納得できることもある
引き続き、辰野金吾のライバルとなる旗本出身の建築家妻木頼黄の生涯を描いた本も読もうかと思っていたが、図書館の返却日の関係もあり、また一息つきたいので、別の本を読もうかと思う。三田さんの法華経入門と北森さんの小説。明治時代日露戦争前に秘境チベットに潜入しようとした本願寺の僧、能海寛を描いたもの。