☆ご注意ください☆

「ペンタ落語にハマる」は、僕、ペンタが落語を聞いた感想をお話しします。

そのため、ネタバレとなってしまう可能性がありますので、予めご了承ください。

もっとも古典落語の場合は、同じお話しでも、演者さんによってアレンジが効いていますので、粗筋を知っているからと言って楽しめないということは全くないと、以前落語にハマっていたことがあるこあは言っていました。
(僕の場合はハマったばかりなのでまだそのあたりがよくわかりません)

また、同じ演者さんが同じ話をしたとしても、枕に時事ネタを入れてきたりして、毎回新鮮に聴けるよ、とこあが教えてくれました。

でも、何も知らない状態でネタを聞いてみたいという方は、下記の僕のお話にはお付き合いしないでくださいね。

☆ご注意は以上です☆



こあがパパさんからもらったMDで、藪入りの続きが「短命」だったので、聴いてみました。

枕で美人についてお話していたので、このお話には美人さんが出てくるんだなと思いながら聴いていました。

お話が始まると、ご隠居さんのところに、植木屋の八っつぁんやってきて、出入りしている大きなお店の旦那が3回死んでしまったんだと言います。

要領を得ない八っつぁんのお話をよくよく聞いてみると、人徳があった先代の旦那が亡くなったあと、奥様と娘1人が残されたので、娘さんがお婿さんを迎えて旦那を継がせたのですが、その旦那はすぐに亡くなってしまった。

旦那がいないとお店としては困るのでまたお婿さんを迎えたけれど、またすぐに死んでしまって。

お母さんも亡くなったりしている中、3人目の旦那さんまで亡くなってしまったのだということだったのです。

娘さんのお父さん(先代…立て続けに旦那が亡くなっているから先先先代くらい?)は非常に徳の高い仏様のような人だったのに、なんだって娘さんはこんな目に遭うのだろうと八っつぁん。

するとご隠居、娘さんの器量を尋ねます。

これが物凄い美人さんらしいのです。

八っあんは高いところの剪定をしているときに奥の方のぞいたりなんかして、娘さんと旦那様の様子を見ていると、とっても仲がよくて、小さなお茶碗におまんまよそって、両手で手渡す。

旦那、両手で受け取る。

小さなお茶碗だからそんなやりとりが何遍も…

と八っつぁんが話すと、「それだよ」とご隠居。

八っつぁんにはさっぱりわからない。

「渡すときには指と指が触れ合い、顔を見ればふるいつきたくなるような器量よし。短命なハズだ」

とご隠居に言われても八っつぁん、わからない。

お店は腕の立つ番頭さんまかせで、ふたりは日がな1日奥で仲睦まじく、お母さんも亡くなって誰も奥には来ない。それでもって指と指が触れ合い…

と何回かご隠居さんが説明して、直接的なことは一切言わないのがこのお話の特徴なんですが、今時の、ミヤネ屋大好きペンタが言ってしまえば、男女の関係になるってことですよね。

でも、ハッスルしすぎて…というわけではないんです。

最初の方で八っつぁんが、ちょいと具合が悪くて、何日か寝込んでいたと思ったら、また死んじまった、というような説明をしているので…

気になってこあに調べてもらったら、


腎虚って言って、そいいうことをしすぎると精気が吸い取られてしまうと考えられていた、ということのようです。

とても僕の口からは詳細は語れないので、良かったらこあが見つけたこのサイトをご参照くださいね。


聴き終わって心配になったことがあります。

こあは、世間一般ではわかりませんが、僕やたーにとってはめんこあ(めんこいコア)です。

これからこあはお婿さんにもらうわけじゃないですけど、たーと結婚して、たーが短命になっちゃったらどうしようと思ったのです。

ペンコに相談したら、「確かにこあはめんこあだけど、たーは番頭さんまかせで仕事をしなくていいわけじゃないんだから、心配しなくて大丈夫よ」と言われました。

それに、「ふるいつきたくなるというよりはヨシヨシしたくなるようなこあでしょ」ともペンコは言ってましたけど、こあにもオンナのプライドは……あ、なさそうです。

たー、長生きしてしっかりこあを見守ってくださいね。