オーストラリアの山火事のニュースは世界中で報道されています。まだまだ、Under Controlという状態ではありません。人が亡くなり、多くの家が焼失しました。

 

原因は何でしょうか?雷の稲光 (lightning) とも言われていますがあまりハッキリと報道ではいいません。何が悪いかと言うと、昨今の気候変動(Climate change)、だからCO2を削減するべきだ!石炭の炭鉱が悪い!火力発電所反対、太陽光などのリニューアブルエナジーを普及させるべきだ!という論調になっています。

 

でも、2019年11月のABCの記事によると、"deliberately lighting fires" つまり「放火(arson)」もかなりの数あると言われています。山火事絡みの放火で警察沙汰になっている18人のうち、未成年も10人含まれているそうです。報道では大きく取り上げませんが、実はオージーの皆が知っている山火事の主な原因の一つです。

 

https://www.abc.net.au/news/2019-11-19/queensland-bushfires-ten-children-allegedly-start-fires/11717444

 

In the two years to the end of 2018, 136 children were charged with endangering property in Queensland by lighting fires — just 18 were convicted.

2018年末までの2年間、クイーンズランド州だけで、136人の子供たちが放火で罰金を払い、18名が有罪となった。

 
子供だけでも結構な数ですね。

 

因みに、今日のニュースではbushfireに関連する放火で24人、火事場泥棒(looter)で3人が捕まっているとの事です。
 
気候変動へ声をあげることも大事ですが、人災を減らす手も打たないとダメなようですね。