私が海外の会社で仕事する上で大事だと感じていることを何回かに分けて紹介させて頂ければと思います。「うざっ!」と思う方もいるかもしれません。その場合はどうかskipして下さい。誰かの何かの参考になれば幸いです。

 

 

【コミュニケーションが大事】

 

まず、根本的な事として、私が経験したり試した範囲では、人の喜怒哀楽は日本人も世界の人々も同じということが分かりました。お世辞でも褒めれば喜ばれるし、無視すれば素っ気なくなるし、嫌がらせすれば怒るし、逆にいじったり、無視してくる人もいます。

 

シンプルですね。でも、喜怒哀楽のツボを知る事はコミュニケーションの原点を知る事と同じだと思います。

 

 

 

前置きはさておきまして、では、どうやって皆さんとコミュニケーションをしたり、関係を維持するのでしょうか?

 

 

それは職場で「挨拶」することだと思います。挨拶は何時でも、誰とでもしましょう。その際、必ず自分からするのが大事です。そして、意図的に余裕をもった感じで堂々と挨拶してください。挨拶しても反応が薄い人がいますが、基本的に挨拶されたくない人はほぼいませんのでご心配なく。職場の人たちに自分から挨拶ができるという事は、最終的にはイニシアティブがとれるのです。出世しているオージーたちは皆といっていいほど挨拶がいいです。逆に挨拶をしない人の傾向としては、何と言いましょうか、目立たない人の部類になってしまう傾向にあります。

※挨拶の例は以前ブログに纏めていますのでよかったらご覧ください。

 
 

「挨拶」の次はですが、自分が相手とどの様な関係性を持つか/維持するかを考え、それに応じて必要なコミュニケーションを取ればよいのです。上司や部下と大切な関係を築きたければ、メールや会話をして情報提供したり、何かを相談したり、何かの同意や承認を得て仕事するなどすればよいと思います。

あれ?日本と同じでは?そうです同じなんです。

結局のところ、仕事を日本語でするのか、英語でするのかの差だけだと思います。

 
 
あと、いろいろな人達と接してはっきりと気付いたのですが、人前で怒ったり、取り乱すなど負の感情を強く表に出したら負けだという事です。当たり前ですが、そのような人は少々優秀でも高く評価されない傾向に有ります。どんな状況であっても、焦らず、どしっと構え、そしていつも、誰とでも普通にコミュニケーションできることも大事なポイントです (これは結構難しいです。人間力が試されますね)。
 
 
ビジネスで上級のマネージャーになっているオージーは表面上のセルフコントロールやプレゼンテーション能力は関心するほど素晴らしいものが有ります。相手にいかに好印象を与えるか分かっています。つまり、コミュニケーションに長けていると言う事です。これは一種の「技」だと思います。その技を磨く最初のステップが「挨拶」だと思います。挨拶なら明日からできそうですね。
 
 
何か参考になれば幸いです。