誕生日が8月なので、私の定年は給料の締めである8月20日でした。

 あれから早くも3年、嘱託としてフルタイムで働かせてもらっています。

 

 最初は嘱託になったから一切残業はしませんというのも何だかなあと思い、正職のときとあまり変わらず働いていたら、若い役員さんに手際よく業務を終えて、定時で上がってくださいと言われました(心臓手術後は定時で上がれる幸せをシミジミ感じています)。

 労務管理と一種のワークシェアだと思います。会社で、たまたま今は嘱託社員は私だけですが、年の違わない社員が多い世代は、正職に対して嘱託社員が増えて、えらいことになりますね。負担の軽い仕事を奪い合うことになるかもしれません。

 

 それでなくても、AIが仕事を奪うという現実を目の当たりにする場面が最近二つもありました。

 一つは、プリントしかない原稿(=データがない)の入力作業です。これまでOCR読み込みで何度も試してみてはいたのですが、間違いが多すぎで、かえってチェックの時間がかかりすぎると、10年以上印刷所さんで入力してもらっていました。

ところが今年、chatGPTの有料版を導入、優秀な若手がプロンプト(指示文)を書いてくれると、プリントにくちゃくちゃメモ書きされていた手書き文字もきれいにスルーし、驚くほど正確なデータを数分で作ってくれました。実作業がどれくらいかはわかりませんが、これまで印刷所さんに10日あまりのスケジュールを見てお願いしていた作業です。

 

 もう一つは、私が時間のある時やってねと言われているデータベースの入力とメンテナンスの作業。昨年先輩の退職にともない引き継ぎました。ただ、私は別の仕事で手一杯でなかなか期待されている量をこなせません。申し訳なく思っていましたが、実は社員のチームでその一部をAIで担わせられないかという検討が始まっているとのことでした。それはいいや!と今の私は思っていますが、この仕事はここ数年嘱託も終わりアルバイトとして働いているシニアに降られていたものです。私の将来の仕事が無くなるかも~とヒヤッとした瞬間でした。

 

 何はともあれ、私のありがたい給与生活はあと2年となりました。これまで路頭に迷う心配なく働かせてもらってることに感謝しつつ、2年後のお盆あけに放り出された私はどうなってるかなあと、終活に励む日々です。