2点差の中の大きなミス!
草野球。
なんと逆転されてしまった!
2点差だ!
次の回の先頭打者の小猪木がセンター前ヒットで出塁した!
次のバッターはエンジョイまめ。
今では下位打線ではあるが、以前は1,2番コンビをずーっとやってきた間柄だ!信頼関係は高い。
よく闘う相手チームだし、バッテリーもよく知っている。
初球は盗塁を警戒されるため、走らなかった。まめは小猪木に「二塁に行けよ!」と目配せ。小猪木は実は初球から狙ってたのだけど、セットポジションを長めに取られたため、牽制を警戒し、2球目に走ることに考えを変えた。バッターのためにもカウント1ストライクの2球目を小猪木は走った!
我々のチームは以前から暗黙のルールがある。ランナーは一塁にいるよりも二塁にいる方がフォースアウトもなくなり、そして得点圏にランナーも置けてチャンスを作れるから、ヒットエンドランは強行せずに走らせるのがチームのやり方だ!
それをバッターは2球目を打っていった!
走りながら小猪木はレフトが「オーライ!」と言っているのが見えた!
レフトフライとレフトライナーの間の飛球のアウトだ!
小猪木はすぐに一塁に帰塁したがアウト。
ベンチは「セーフじゃねえ?」という声もあったが、我々のプレイがアウトだ!
なぜバッターは考えもせず打っていったんだろ?
しかも初期メンバーでチームを仕切っているまめちゃんが…。
まめなら2ストライク追い込まれても手の内を知る相手投手だから精神的に追い込められることもないだろう。
なのに何故…。
小猪木はベンチに帰って何も攻めなかった。
空気で気付いて欲しかった。
まめがベンチで小猪木に言ってきた。
「ごめん、ランナーが見えてなかった」
え?どうしたんだよ!
らしくないゼ!
この回無得点…。
2点差が大きく開いてしまった気分…。
エラーや三振、その都度その都度の判断はプロでない我々は難しい。仕方ないことは多々ある。でも今回の「状況が見えてなかった」というのは野球経験者ならあり得ない。
うーん、時間的に次の回が最終回になりそうだ!
2点もしくは3点取れるか。その前に敵の攻撃も早く終わらせなければ、我々の回も回ってこない。