猪木アリ戦公演初日夜! | アントニオ小猪木 オフィシャルブログ powered by Ameba

猪木アリ戦公演初日夜!





東京・新宿シアター・ブラッツでの劇団羊風舎『都市伝説康芳夫~モハメド・アリに魅せられた国際暗黒プロデューサー』初日夜公演。いわゆる2ステージ目。



アントニオ猪木対モハメッド・アリのシーンを熱演した。



キャスティングされた時、小猪木が一人演じることは最初から決定してのオファー。



モハメッド・アリ役に適応する者も見付からず、だからとてこの公演でものまねタレントを起用ばかりはしておらず、現に康芳夫役は女優の睡蓮みどりが務め、テリー伊藤役には芸人のパップコーン須田拓也が務めた。特に演出家もものまねするようには演出してない。演者の雰囲気を大事に演出していた。



ただ猪木アリ戦の場面はアントニオ小猪木を起用しており、ここだけがモノマネ芸人を起用する中、仮にアリ役がいたとしたも“ボクシングはできるけど全く似てない”、“似てるけどボクシングが経験にない人”など、起用するのに“猪木役と匹敵するくらいできる人”を探すのが困難だったと思う。



ここは小猪木の一人芝居の評価も過去にフジテレビ系『とんねるずのみなさんのおかげでした」「〜博士と助手〜細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」での優勝が大いなる評価に繋がっての抜擢だ!



ある若い女性に「一人で(演じて)大丈夫なのですか?」と問い掛けられた。小猪木は即座に「大丈夫ですよ。全く問題ない。まるでアリが見えてるように演じますよ。」と堂々と答えた。周りからも「おーっ!」と頷かれた。



ただ猪木対アリの格闘技世界一決定戦のことを全く知らない人やプロレス対ボクシングの真剣勝負の想像がつかない人にもより丁寧に伝えるため、実況の声を入れるかも演出家と悩んだが、ここは試合のシーンの前後に短い言葉のナレーションのオプションを入れて演じることにした。



初日昼公演を鑑賞して頂いた康芳夫さんも評価してくれた小猪木の猪木アリ戦の場面。



観客の皆さんには対戦しているモハメッド・アリが“蝶のように舞い、蜂のように刺す”ステップを踏んでリズミカルに闘っているように見えたはず!?