考えさせられるメイン!
ストロングスタイルプロレス東京・後楽園ホール大会。
メインは船木誠勝対関根“シュレック”秀樹のシングルマッチ。
MMAを中心に活動してきた両選手は地味なスパーリングの延長的な試合でレフェリーは和田良覚さん。序盤はスロースタートのグラップリングの展開であった。
小猪木的にはキライではないのだが、やはりプロレスというルールとメインという仕事の難しさを考えさせられてしまう試合であった。
両者はこのような試合になることは望むところだったろうし、ストロングスタイルプロレスには相応しいカードでもある。
シュレック選手がプロレスのキャリアがそれほどないことと船木さんがキャリアはあるものの25キロの体重差の相手をコントロールするのも難しかったのかもしれない。シュレック選手は重そうだし…。
グランドは動きのある展開はほぼなく、試合終盤は掌底のラッシュからの膝蹴りで船木さんのあっさりとしたフォール勝ちで試合は終わった。シュレック選手はゴツくてゴリラみたいで打たれ強かった。
試合はホント、こういう試合は好きなのだけど、プロレスの難しさを感じる試合。プロレスは観客やマスコミも巻き込むから奥が深い。
両者の試合後の本音のコメントも聞きたいところだね!