大事なのは好敵手探し!
ストロングスタイルプロレス東京・新宿FACE大会。
タイガー・クイーン対ライディーン鋼のシングルマッチ!
元気いっぱいのライディーン鋼選手!
タイガー・クイーンとの一騎打ちの前にこの大会の前半の試合のセコンドもやっていた。正直、自分の試合(セミファイナル)を控えているにも関わらず、セコンドを務めるのは立派なことだが、この試合を期待しているファンの人たちは試合の入場まで出てきて欲しくないというのも正直なところだ。
ヒールっぽいけど、ヒールっぽくないご機嫌な選手でパワー殺法も空中殺法もできて素晴らしいのだけど、ヒールならヒールであれこれキャラをぶっこまないでいて欲しい選手でもある。
タイガー・クイーンは今大会、調子悪いのかライディーン選手に序盤攻められ続けられる。
攻めてるライディーン選手もなかなかいい攻撃だった。
しかし、ムーンサルトプレスを放つ前に攻めあぐねている部分があった。何をどうしたんだ?その攻めあぐねている間が勿体ない。
この瞬間、勝負は見えた。
プロレスというのはたまにこういう瞬間がある。
そうしているうちにライディーン選手もいいバックドロップを放っていたが後の祭り。最後はタイガースープレックスで敗れてしまった。
ライディーン選手の負けは置いといたとしてもっともっとタイガー・クイーンを攻めに攻めてライバルに名乗り上げるくらいのファイトは観たかった!
2022年のタイガー・クイーンの課題は、よりあの伝説のタイガーマスクに近づくことではない。
自分のライバルを見付けることだ!
前回の彩羽匠選手も今回のライディーン鋼選手ももっとガツガツとタイガー・クイーンと何度も闘って欲しいと思う。