昭和プロレスを語ろうの本
『昭和プロレスを語ろう!』という本を買った!
プロレスライターの小佐野景浩さんとスポーツライター、スポーツコメンテーターの二宮清純さんの対談の本。
正直この手の本はいくらでも読んできているし、ほとんど知ってる内容ばかりなのだけど、それでも小猪木は令和になった今でもこの昭和プロレスには卒業できずいて、このコロナ禍と言われる中、昔の本やDVD、そしてインターネットなどでずーっと読み返したり、観返したりしたりしている。
それだけ昭和プロレスは人間模様やドラマ性が強い。そして一日一日の出会いやきっかけ、ある一言の発言などからの動きが目まぐるしく、吸い込まれてしまう。
今回、この本が面白いなあと思ったきっかけは対談されてるお二人が「たられば」の話をしているところ。
正直、歴史などに「あーしていたら…」「こうしてなかったら…」とかの“たられば”などないと言う人もいる。
しかし、ホントに「力道山が亡くなってなかったら…」「ジャイアント馬場とアントニオ猪木が対戦していたら…」などの空想トークは令和になった今でも小猪木は考えてしまう。思い耽け込んでしまう。
読んでて同じように考えてしまっている。
それと小猪木は小佐野さんの記事はよく目を通していてとても楽しませてもらっている。そんな安心できるライターさんに対してスポーツコメンテーターであらゆるジャンルでのスポーツをコメントしている二宮清純さんとの対談というのが新鮮で面白い。
二宮清純さんならではの他のスポーツジャンルから話や他ジャンルのアスリートからプロレスラーになったジャイアント馬場のプロ野球時代の話も面白いし、二宮清純さんならではの目線から観るプロレスとそれについて詳しく解説する小佐野さんの会話が素晴らしい!
ホントに見応えある本であった!
昭和プロレスから卒業できないファンは卒業する必要はない。自分の人生に投影させて想い浸って浴びれて闘魂を背負っていけばよい。
是非、オススメしたい本である。
面白かった!