ベイダーとの思い出 | アントニオ小猪木 オフィシャルブログ powered by Ameba

ベイダーとの思い出



ビッグバン・ベイダーが亡くなられてしまったニュースを観てビックリした。



容態が悪いながらもそれでも元気な姿を見せて来日していたのは雑誌やニュースで拝見していた。



なんとアントニオ小猪木もビッグバン・ベイダーと対戦させてもらったこともあり、そんな縁からやはり亡くなられたニュースは小猪木にもかなりショックが響いた。



思い起こせば2006年。対戦する前日にベイダーがいるという場所へ行き、挨拶したいとプロモーターに伝えるとOKが出た。



その時は対ビッグバン・ベイダー若手五番勝負というカードで当時の若手レスラーたちも一緒に挨拶に行きたいというので挨拶に行くことになった。



控室にはベイダーが座っていた。



最初は我々を相手にしてない雰囲気ではあったが、四番手の選手が大型選手だったことに目を付けたベイダーはその選手を英語で「殴って来い!」といきなり挑発!



するとベイダーはなんと机を叩いてブッ壊して「これくらいの力で殴って来い!明日この机のようにしてやる!」とみたいなことを言い放ってシャウトしていた!



そして更に英語で「出てけ!」と叫ぶ。



肝心な小猪木が挨拶したくてベイダーのところに来たのに小猪木は一言も挨拶できず、対戦を迎えることとなった。




迫力あり過ぎるベイダー。翌日の対戦は大丈夫かなーと不安に陥った思い出がある。