カッキーライドセミファイナル! | アントニオ小猪木 オフィシャルブログ powered by Ameba

カッキーライドセミファイナル!

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『垣原賢人復帰戦カッキーライド』東京・後楽園ホール大会に足を運んだ。


セミファイナルは鈴木みのる対ロッキー川村の一戦だ!


鈴木みのるさんは初期パンクラス王者、ロッキー川村選手は現パンクラスの王者。新旧パンクラス対決という見方もできる。


ルールはUWFルール。鈴木みのるさん有利かと思ったが、ロッキー選手もプロレスの試合は経験はあるらしい。



序盤はなんと先輩の鈴木みのるさんが掌底で攻める。これが現王者に思った以上のヒットが当たり、有利に進めていた。本来、後輩が先輩の胸を借りて攻めてというのが理想だが、ゆっくり様子見のロッキー選手を感じたのか、鈴木みのるさんの方が攻めていた印象がある。



みのるさんも年齢的にもアラフィフで若き王者との打ち合いは厳しいのではないかと普通は思ってしまうのだが、そんなことはなかった。


新日本プロレスのリングでもオカダ・カズチ選手などと名勝負を演じたり、体も益々絞られて、おまけに体力も衰えを知らずでホントにスゴイ!


船木誠勝さんもそうだけど、アラフィフ世代でもあれだけの体をしているなんて、おなかが出てしまう世代のオジサンたちはホントに言い訳になってしまっているかもと小猪木ももう少し体を維持しなくてはと刺激になる!



試合中盤から鈴木みのるさんはUWFルールを無視して頭突き攻撃や相手が4点ポジション(四つん這い)状態の場面で蹴りを見舞ってイエローカードを連発してしまい、普段の通常プロレスルールのファイトスタイルが出てしまっていた。



しかし、鈴木みのるさんの顔付きを見るとルール上に使ってはいけない技をうっかり出てしまったのではなく、自らを不利に追い込んでいたように見えた。



自ら崖っ淵となってしまった鈴木みのるさんは再び打撃戦となり、今度はダウンも奪われていく。



しかし、これも計算だったのか、またはベテランが故の本能で体が動いたのか、ロッキー選手の打撃を掻い潜っての電撃脇固め!



一瞬の逆転早技でギブアップ勝ちを収めた。



心がスカッとする一発逆転技だった!