安川惡斗ラスト舞い!
スターダム女子プロレス東京・後楽園ホール大会で安川惡斗引退試合タッグマッチで安川惡斗&木村響子組対宝城カイリ&加藤悠組の試合は惡斗とカイリが激しく激突した!
復帰戦ではもっともっと惡斗の誰も真似のできない背負ってきている本質的な心の部分や人生観を研ぎ澄まされた集中力から闘争心に変えてギラギラさせるものが観たいと思って応援していたのだが、惡斗の中では復帰戦も負傷した目の視力が非常に悪く実は闘える状況ではなかったようだ。それでもファンへの“ケジメ”の決意だけで復帰戦を迎えた。
復帰第二戦ではそんな状況の中、宝城カイリとのシングル戦に敗れるも実は次の試合で引退を決意していたと思うと、それだけ闘える状態ではなかったというのが後からわかった。宝城カイリが闘っている中で一番それを感じとっていたようだ。
そしてこの引退試合。この試合でも後日談を聞くと目がほとんど見えてなかったようだ。
そんな中、ヒールユニット大江戸隊の仲間たちのアシストやサポートで惡斗を援護!
その援護した木村響子を始めとした仲間たちが、今回の試合でどれだけタッグチームの連係が功を奏したことか。木村響子を始めとした仲間たちもその貢献は素晴らしく大きい。
そんな仲間たちのサポートにより、安川惡斗はコーナーポストからラストダイブ(写真)!
ライバルの宝城カイリに決めてみせ、自らの引退試合を勝利で飾った!
これで惡斗の女子プロレスラーとしての現役の試合は終わった。
惡斗本人もパートナーやセコンドの仲間たち、対戦相手の二人もきっと安堵の思いになったに違いない。