全国的に梅雨入りですね
蒸し暑い日も増えてきましたが
紫陽花が咲き誇り
雨が近づくとカエルがケロケロと可愛い鳴き声を聞かせてくれて癒されてます🐸
どの季節も味わい深いですね
でも忙しいとそんな事に意識を向けるのも忘れがちに
お仕事をしていたり
役割が多かったりすると
待ったなしにやるべき事が次々とやってきて
暑さ寒さは感じたとしてもそんなどころではない…
かつての私も沢山の役割と仕事に奔走していたので
よーく分かります
そんな私に大切な感覚を思いださせてくれたのは
当時まだ一歳半くらいの息子でした
保育園にお迎えして家路を急いでいるとき
助手席のチャイルドシートに乗っていた息子が
突然、手をパチパチとたたいて体を上下に揺すりながら
「ピンク！ピンク〜！！！」と大興奮
何…？と息子の目線を追うと
目の前の空一面が夕焼けでピンク色に染まっていたのです
ほんとうにため息がでるほど綺麗な空でした
息子はそれをみて体全体で大喜びしていたのでした
空なんてずっとみるのを忘れていた…
すぐ目の前にある美しいものが心に映らなくなっていた自分にハッとしました
「忙」とは心を亡くすと書きますが
まさにその状態でした
虫や草花と遊んだり水や土や風を感じたり
空を見ることが大好きだったのに…
いつの間にかそんな大好きなことすら忘れていた…
夕焼けの一件は私にとって印象的な体験でした
忙しい時ほど自然と繋がる時間が大切ですよね
特に自然は万人共通で有効です
私たちも自然の一部ですから
自然と切り離された状態になると生命力が下がるのも納得ですよね
特に現代の人間は猛烈に思考するので意識して繋がらないといけないのだと思います
そしてもう一つ忙しい時こそのおススメは
「暮らし」
暮らしの質を上げることや丁寧に暮らすこと
これも忙しいからこそ大切にすることが超オススメ！
ハードルが高いと感じるかもしれませんが
今できる「丁寧」を暮らしのなかで意識してみるとよいと思います
ポイントは気分が上がることや好きなことをしてみるかな
たとえばものすごーく丁寧にお茶をいれてお気に入りのカップで飲むとか
その時、味はもちろん香りやお湯を沸かす音やお茶を注ぐ音、カップの手触りなど五感全部で楽しむ…などなど
お花を生けたり、拭き掃除、掃き掃除、靴磨きなどもいいですよね～
「忙しいから時間がない」ではなく
「忙しいからこそ時間を生み出す」へ
ほんと時間って生み出すものだと思います
因みに私の丁寧は「手仕事」
手仕事が大好きなので忙しい時ほど手仕事をしています
手仕事してるとすごーくグラウディングするし
心が安らいでほんとに楽しい
それを体が覚えているのかな
忙しい時ほど夜中でも無性に手仕事したくなるのです
ここ３か月ほどの手仕事を少しご紹介
金柑やレモンを炊いたり、漬けたり
季節のものを扱うことは
大地と繋がるサイコーの時間になっています
そして食べるって凄い！
採ってきたツクシやフキ、ワラビの佃煮を作ったり
お茶を作ってみたり
↓これはお茶の新芽
茶葉を蒸して
手で何度も揉んで↓
完全に乾かしたら新茶の出来上がり↓
らっきょを漬けたり
↓らっきょの皮むきは瞑想タイム
今年は2回漬けました
梅仕事をしたり
梅仕事は毎年大忙し。梅味噌、カリカリ梅、梅酒、梅酢など
今年は8キロの梅仕事しましたよ♪
いろんな果物でコンポートやシロップや酢を作ったり
これはいちご、先日はお庭でとれた琵琶をコンポートにしてみました
その季節の何かの皮を剥いたり切ったり炊いたり
または縫い物や編み物をしたり
化粧水やチンキを作ったり etc…
疲れているはずなのに夜中でも急にやってしまいます
無性にやりたくなるは「今一人の時間が必要なんだなぁ」と理解しています
早く寝た方が元気になると言われるかもしれませんが、
「思い立ったらすぐやりたい」も大切な時間として自分に許してます
生きていれば必ずそこに「暮らし」はあるもの
日々のチカラは偉大です
そこには「情緒」という言葉が伝わってきます
だからこそ忙しくても日々自身の心と繋がっていきたいものですね
それがきっと先々の自分を助けてくれる何かに育っていくはず
忙しいからこその丁寧な暮らしを…
その純度を上げて情緒豊かに在りたいものですね
