息子が通っていた少年サッカーチームの多くの子は
チーム活動とは別にサッカースクールにも通っていた。
保護者はいろいろなサッカースクールを調べて
知り合いから情報を集めて
体験に何度も行って
我が子に合うスクールに通わせる。
そして、合わない・もっと良いスクールがあると思えば
その度に違うスクールに変える。
そして毎年J下部のスクールにチャレンジする。
「上手くなりたいならスクール行かなきゃダメだよ」
「足元技術がないと、ジュニアユースで通用しないよ」
「ジュニアでレギュラーだった子も
ジュニアユースでついていけなくなって辞めちゃうよ」
って何度か先輩ママさんからも言われた。
週7でサッカーやっているってチームメイトもいたなぁ。
だけど我が家の息子たちは
サッカースクールに行かなかった。
息子❶は時々自主練をやっていたけど
少年団サッカーがオフの日はゆっくりしたい、という本人の希望があり
息子❷はとにかく友達と遊ぶ時間が欲しいという理由で
サッカースクールには行かなかった。
確かに
リフティングも9才ぐらいまで100回できなかったし
テクニックもあまりなかったかもしれない。
でも
向上心があったし
闘争心もあったし
集中力もあった。
そして運動神経が良かった。
結果、
希望のジュニアユースでレギュラーになり
都道府県トレにも行かせてもらって
ジュニア時代にスクールに行かせれば良かったと思うことは
一度もない。
もしスクールに通ってサッカー漬けになっていたら
サッカー自体に飽きてしまっていたんじゃないかと思う。
とにかく我が子の場合は、オフがないことの方が
デメリットが大きかった。
送迎や金銭面の親の負担もあるし
サッカー以外のことを経験することも大事だし
子供の性格もあるし
持って生まれた運動神経もあるし
スクールに通っていた子の方が上手いなんてこともないし
サッカーが上達するかどうかは
スクールに通っているかよりも
他の要素の方が大きく影響していると思う。
やっぱり週7でがっつりやる少年サッカーをやるのは
異常なことのように思う。
子供には適度に体も心もサッカーから離れて休む時間は必要だと思う。