強豪と言われるジュニアチームにいると
時々、ビックリするほどトレセンに
選ばれるかどうかを気にしている保護者がいる。
トレセンに推薦してくれないならチームを
移籍する、と言っていたお父さんもいた。
私の感覚では
ジュニアのトレセンって、
それほど重要じゃない。
我が子は小学校6年生の時、
県トレセンにいた。
良かったこと
❶他のチームの子と顔見知りになって
刺激がもらえた。
❷Jのコーチが見てくれていたから、
J下部ジュニアユースのセレクションで
多少の優位性があったかも?
最終的にJジュニアユースのセレクションは
不合格だったけれど
あのものすごい人数のセレクションで
最終選考まで残ったのは
たぶんトレセン活動で、うちの息子の特徴を
知ってもらえていたからだろうと思う。
良くなかったこと
❸チームの練習+トレセン活動で
オフは週1か週2。体力がボロボロだった。
怪我もしやすくなっていたと思う。
チーム活動は休めるわけもなく
子供の夢もあり
親が止めても聞かない年齢でもあり
成長期に明らかに体を酷使しすぎていた。
🌸
そしてジュニア県トレにいた子達も、今、高校生。
サッカーをやらない子もいるし
街クラブジュニアユースから
J下部ユースに行く子もいるし
J下部ジュニアユースから高校サッカーに
行く子もいるし
街クラブから高校サッカーに行く子もいる。
それぞれの進路を進んでいて
その進路の中でサッカーで
活躍している子もいれば
悔しい思いをしている子もいるし
サッカー以外に夢中になっている子もいる。
あの時小学生のトレセンがうちの息子に
大きな影響を与えたとは、
やっぱり思えないなぁ。
スペシャルに上手い子は、
また違うのかもしれないけど。
もう1人いる息子は
ジュニア時代はトレセンに
行かせないチームに入っていて
ジュニアユースで都道府県トレに行った。
ジュニアの時とジュニアユースとでは、
所属チームの都道府県が違っているから
ジュニアユースになってから
0ベースで選考されて選ばれてたんだと思う。
そういう子もいるよね。
だから、言いたい。
トレセンなんて、親が騒いで、
一喜一憂するようなものではない。
上手くなる子はトレセンに
関係なく上手くなるし