メンタルコーチのいづみです。

ブログをお開き下さり

ありがとうございます。

 

こんなことってないですか?


・いつまでもあれこれ悩み、
 頭から離れずなんだかいつも疲れている。

・「どうしようどうしよう」と思うばかりで、 

 解決策も思い浮かばずモヤモヤしている。 

 

・やるべきことに追われて、趣味も楽しみもできない毎日。

 先が見えない、希望が見えずに苦しい。絶望感さえ感じる。



そんな苦しい毎日から抜け出す方法。
「インナーチャイルドケア」について、シェアさせてもらいますね

 

 

 

<目次>

1.インナーチャイルドとは? 

2.インナーチャイルドケアとは?

3.インナーチャイルドケアの具体的なやり方とコツ 

4.おわりに

 

 

1.インナーチャイルドとは?

「内なる子ども」、本来の自分、感情、感覚など。 ピュアな本音の領域です。

 

心理学では、人には「5つの人格」があると言われています。

 (親の人格2つ、大人の人格1つ、子どもの人格が2つ)

そのうちの、子どもの人格2つとは、

「FC(Free Child)自然な子どもの人格」と 

「AC(Adapted Child) 順応した子どもの人格」です。

 

FCのフリーチャイルドは、

 天真爛漫、自由で自然体、無邪気、直感的な子どものような人格です。

 

ACの順応した子どもは、 

素直に従ったり、駄々っ子みたいだったり、 思考停止しちゃったりするような子どもの人格です。

 

人は誰もが、この子どものような人格を持ち合わせています。

しかし、大人の私たちは、子どもの声を かなりコントロールしてしまいがちです。 

それが逆に自分を苦しめている場合があります。

 

 

2.インナーチャイルドケアとは?

では、インナーチャイルドケアとは何をするのでしょう?

自分のうちなる子どもである「インナーチャイルド」に 本当の気持ち、感情、考えを聴くことです。 

そして客観的に理解していくことです。 それが安心や癒しにつながっていきます。

 

大人は理性的に自分の本音をコントロールしすぎて 

相手に合わせたり、世間の常識を遵守しすぎてしまいがちです。 

長年それをしてきた結果、 本当の自分がわからない!なんてことが起こってしまいます。

 

ですので、まずはインナーチャイルドの「自分のうちなる子ども」に耳を傾けてあげることから始めます。

 

どうして欲しかったのか?

何が辛かったのか?など 

本当の感情を探って、わかってあげていくことです。

 

すると、今まで抑えてきた感情を解放することができたり、 

自分を認められることが進んでいきます。

 

その結果、こころの調和や、安心が進んだり

自分らしく生きていける感覚が戻ってきます。

 

3.インナーチャイルドケアの具体的なやり方とコツ

次に、具体的なやり方とコツについて説明していきますね。

例えば、 今の私の本当の気持ちが時々こんな風に浮かびます。

 「本当はピアニストになりたいんだよな~」

 

一方で、頭の中では(思考)
「そんな才能ないでしょうよ」 

「それでご飯食べていけないよね」 

「趣味でやるにしても、お金と時間の余裕ないでしょ?無理無理」

こんなふうに、頭の中では瞬時に反論が始まってませんか?
自分の望みや願いを否定したり、
我慢させてしまいがちだったり・・・

我慢させている自覚はそんなにないかもですが、

 この積み重ねの日々が、心をどんどんシンドくさせてしまいます。

毎日毎日子ども達に、望みや願いを否定し続けたら
メンタルはどうなっちゃいますかね?

こうして誰かに置き換えて考えてみると、 見えてきますよね。

 

 ダメダメばかりだと、子どもは不貞腐れたり、

 あるとき大暴動を起こしてしまうかもしれません。

 

大人だって同じです。 

自分の内なる本音に、耳を傾けてわかってあげることが大切です。

 

では具体的にどんな風に自己対話を進めていくか? についてです。

簡単なのでよかったらやってみてくださいね。

 

まず、できるだけ小さな頃の自分(3~12歳)をイメージします。

 そして、その子に対して、大人の自分が声をかけていく感じです。

 

先程の例ですと ピアニストになりたい、ピアノをやりたいという「気持ち」を 肯定してあげていきます。

 

 「ピアノやりたいんだねー」「そうなんだね」 

などと聞いて、受け止めてあげていきます。

 本当の「気持ち」の部分を肯定して話し合う感じです。

話を聴いてもらえない、
受け止めてもらえないことは、
悲しかったり、寂しかったりしますね。

それが日々積み重なっていくと、

 どんどん心が萎えたり、苦しくなっていきます。

 

だからまずは聴いてあげることが大切です。

自分でわかってあげることが大切です。

 これだけでも安心や癒しが進んでいきます。

 

では、
「グルグル思考が続いている方」には、

 インナーチャイルドケアはどんな効果があるのでしょう?

 

グルグル思考とは、 頭の中で「どうしようどうしよう」が続いている状態です。

 考えても考えても答えが見つからずにモヤモヤしています。 

 

何に困っていたり、感じているかさえもわからなくなっていたり。 

脳疲労がとても起こりやすくもあります。

 

内なる子どもに「何が気がかりなの?」と 

本音を聞いてあげることで、

 気持ちだけではなく思考の整理がついていきます。

 

 自己対話することで、

俯瞰して自分を見ることができるので、 グルグル思考が止まります。

 

誰かに相談すると、グルグル思考やもやもやが解消されますよね。 

それと同じ効果があるということです。

 

「蟻地獄にいるようなもがき苦しんでいる方」の場合も同様です。 

やってもやっても現状から這い上がれない状態です。

 

頭では、理性的に考えて頑張って毎日を乗り越えようとしています。 

しかし心では、自分の内なる子どもの気持ちは「苦しいよ。やめたいよ」と言っています。 

それを無意識に無視して頑張りすぎて、自分をどんどん苦しめていたりします。

 

そんな時もまずは、 「どうしたどうした?」って本音を聴いてあげることからです。 

本当は「どう感じているの?」「疲れちゃってない?」「どうしたい?」と。

本当の気持ちをわかってあげないことには、
前には進みません。
不安や絶望の真っ只中では、 考えも余計に浮かびませんし、行動に移すことも難しくもあります。

 

本音と本当の感情を聴いて、わかってあげること。

それがインナーチャイルドケアです。

 

子どもの自分に限らず、 本当の自分や考えを肯定するということです。

理性的な思考で、本当の気持ちに蓋をしたままでは、

 ずっと頭と心は不一致のままです。

 先の見えない不安や苦しさは解消されていきませんね。

 

小さな自分はシンプルです。 やりたい、こうしたいが明確です。

まずはそこを聴いてあげること。 

ここがわかれば、悩みの「根本解決」にもなっていきます。

 

小さな自分と自己対話しながら、

仲良く生きていくことが 

より自分らしく生きやい人生を送っていく秘訣です。

 

ぜひ、やってみてくださいね。

 なんだか安心したり、 頭と心のゆとりを感じることができますよ。



では今日もお読みくださり
ありがとうございました。

 

 

 

 
 
お読みくださりありがとうございました。