あまり聞きなれない障害ですが
貴方の周りにこんな人はいませんか?




境界性パーソナリティ障害の人は
対人関係がことごとくうまくいきません。
その最大の理由は、
何でも人のせいにするからです。
自分はいつでも被害者の立場に立とうとし
あの人のせいでこうなった
この人にこんなひどい思いを味わわされた
といったことばかりを述べ
毎日、愚痴と不平不満ばかりです。
相手を悪役に仕立て
自分は被害者なのだといいます。
そして、相手に謝罪を要求して
優位に立とうとするのです。

その一方で、自分の非は絶対に認めません。
自分は正しくて周囲が悪いと言い張ります。
自分が被害者だと認めさせようとします。
そして、謝罪を要求し、
他者を謝罪させることで
屈服させようとするのです。

このような人は、
自己重要感がきわめて低いのです。
自分のことを内心では無価値だと感じて
いるのです。
プライドが高いように振舞いますが、
それは仮面です。
実際には脆弱な自我しか持たず、
批判に弱くて、いつも自分を守ることに
必死なのです。
その裏返しが、他者批判であり、
自分を被害者にまつりあげることで
自己防衛をしているのです。
もし、周囲がこの抑圧に屈して
少しでも非を認め、謝罪しようものなら
境界性パーソナリティ障害の人は
ますますつけあがり、
ますます同様のパターンで周囲を動かそうと
ふるまうようになります。
やがて、家族も友人も疲れ果てて、
この人の元を去っていくことになります。
結果的に彼らは、孤独感にさいなまれ、
ますます、被害者意識を増大させて、
自己の正当化をはかろうとするのです。






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