ゆにこと申します。

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2年前、
長女が小学校に入学した時
私は学校教育を心の底から馬鹿にしていたんです。

  • 画一的な指導しかしない
  • 社畜養成機関
  • 指示待ち人間養成機関
  • 問題は見て見ぬ振りの学校関係者
  • 柔軟性に欠ける非常に古い体制
  • 教師って、社会生活踏んでないからかなんかズレてて違和感
  • 変な縛りが多くて薄気味悪い

これは、私が勝手に自分の記憶ベースで
教育機関というものをかなり恨んでいたからなんだけど笑

  我が地獄の小学校生活

学級崩壊していたクラスがストレスフル
尊敬できない先生しかいなかった
「5分でわかることになんでこんな時間かけんの」
「うるさいクラスメイトで読書もできない」
「過酷な塾や受験だけが身についている」感
チームワークへの意識が元々極端に低く
誰かと協力する喜びは学校生活では全く感じられなかった
受験のストレスで食べられずよく吐いていて、拒食症になっても誰も助けてくれなかった
運動会は日差しで倒れるから見学した年もある
毎日死にたいと思いながら登校する日々


と、今振り返ると
「教育虐待」と「小児うつ」のダブルパンチで
心身ともに絶不調だった我が小学校生活w


これをね、超思い出すんですよ。

親への恨みが噴出するし
教師への不信感と軽蔑が自然と噴出しちゃうの

「うちの娘をこんなクソみたいな教育に潰させてたまるか」

長女の繊細さと、独特な感性を
なんとか潰さずに育てられないかと
不安と心配も相まって
過剰な防衛反応が働いていました。


  不登校から学校教育の価値を感じる

で、いざ本当に学校に行かなくなって
教育全部が親の私にのしかかってくると
「公教育ってかなりいいシステムだ」とわかってきました。

いやはや、ゲンキンなもんです。

やっぱね、全部は無理よw
助けてもらわないとw

学校教育のシステムは優秀で
  • 早寝早起き習慣が身につきやすい
  • 栄養バランスの良い食事が毎日摂れる
  • 家で出ない食材や地域の食材に触れられる
  • 毎日少しずつ復習しながら知識と勉強量を積み重ねる
  • 毎日宿題が出て机に向かう習慣つきやすい
  • カリキュラム充実
  • 外部アクティビティもある
  • 全教科、図書や音楽や体育に至るまで満遍なく広く浅く体験できる
  • そのため、子供自身がどこに才能があり、どこに興味が出るのか基礎データが溜まり将来の役に立つ情報源となる
  • 大人数と過ごす際の自分のデータがとれるから、ビッグデータの中の自分の個性の他、集団の中での自分の役割・ポジションも浮き彫りになりやすい
  • 教職をとってる専門の先生が教えているのでクラスによる情報差異がない
  • 世界と比較して学力ランキングはやっぱり上位。算数と数学つよつよ
  • この厳しい時代に教師になる人は熱意とやる気ある
  • 超予算投入されててだいたい無料
  • 昔よりは個性重視になりつつある

普通にすごいわ

オワコンなんかじゃなくて、
親がどうしようもなくてもなんとかなる
親がカバーできないところたくさんやってくれて

「全員がなんとなく基礎学力と体験の蓄積、社会性を身につける」ことができる…!!
子供を守り健全に育成する機関としてやはり非常に優秀だった…!!!


私が、たまたま守られなかっただけで。笑

たまたま先生が使い物にならなかっただけ
お高く止まったガリ勉の一匹狼拒食女子は、
わかりやすく学業不振や機能不全家族じゃないから問題視されにくく
学級崩壊でそれどころじゃなかったという…

静かに、私が1人で病んでただけで。

改めて私の過去悲しい…



公教育の価値って
不登校にならなかったら
フリースクールに月12万払って送り迎えとお弁当と学習サポート死ぬ気でやらなかったら
私は気づくことができませんでした。
私に巣喰う呪いみたいな恨みが薄くなっていくことも、先生や学校という存在をゆるしていくことも。



結論
学校教育はオワコンではないぞぉふんわりウイングニコニコ流れ星

利用し尽くし、
自分の才能と伸ばす方向性と興味のわく分野をがっちり確実に掴んでいくんだ
適切な環境がどんな場所なのかは外部見ながらテストしないといけないけど、基礎は学校でわかる。

人生やっぱ自分を伸ばすためにあるんだと思った!!