ゆにこと申します。

はじめましての方はこちら


教室前で片耳だけ耳栓装着を導入した続き

初日→ノリノリで教室に入れた♡
(本人に使用感をヒアリングするとよさそうとのことだったのでこれでいこう!とコンセンサスを得る)

翌日→夫担当。教室入れず教室前の自習机へ
(少し抵抗したため先生と教室の横の机に座らせた。最後まで笑顔だったしあんまりイヤイヤって感じじゃなかった と報告。なるほど。)

翌々日→夫担当。同上
(とりあえず教室じゃなくて自習机にする!ということになった と報告。そっか…)


朝は教室に入らないのが
彼女のルーティンになっていて
「とりあえず」自習机 だそうな。

もしかして心を落ち着かせるための精神統一タイムになってんのか?

と、よぎりました。




その翌日は私が担当して、
現場を押さえることに(サツかよw)


耳栓をつけたけれど、
教室に入るのを嫌がる。


「うるさくない状態」になっても、
彼女は教室に入れなかった。

いけると思ったけど、やっぱり無理だったw


教室前の自習机に荷物を全部置いてから、
立ち去ろうとする私を
泣きそうな顔で「行かないで」と、言う。




いつもと同じ。

精神統一タイムでやってるわけじゃねぇなこれw


「やっぱり嫌」
「教室が嫌い」
「座学が好きじゃない」

これはもうガチ決まりしてて

色んな理由をつけて

今回の場合は
親が色々出した選択肢の中で

「うるさいのが嫌」
ということにしといてみただけ。


聴覚過敏の弊害は問題じゃないわ


これは、この子がこの環境を
そもそも、受け入れる気が、ないのだ


と、わかった日 でした。


耳栓を導入してみないとわからなかったから
ま、やってよかったかな笑

耳がいいのは本当だし、
耳栓は今後とも便利に使おう。


抱きしめておでこにキスをして
ローリングサンダーで子供を振り回して
元気を注入して
立ち去った。

彼女は名残惜しそうにしながらも
手を振って、受け入れたような感じだった。



そしてこの日、
彼女はいなくなった。



続く。