『半島を出よ』ようやく読破。
村上龍の『半島を出よ』、ようやく読み終えました。
読んでいて愉快な気分になる作品ではありませんが、はっきり言って面白かったです。
美しいものは美しく、醜いものは徹底的に醜く描かれる村上龍の世界が満載でした。
これを読む前は作品中の北朝鮮兵士達は『愛と幻想のファシズム』のクロマニヨンか、『五分後の世界』シリーズのUG兵士のように描かれるのかぁと勝手に想像していたのですが、そのどちらとも違っていました。北朝鮮兵士たちが任務に臨む姿勢などは同じ感じがありましたが、その他の部分(おもに生活)においてはとても人間らしく描かれている印象を受けました。
読んでいる最中、後頭部に銃口をつきつけられている感じがします。
『お前はどうするんだ?』と常に問われながら読みました。
登場人物も多く、ページ数も多いので読むのは大変ですが、かなりお勧めです。
さぁ、次は残りの『Zガンダム』をやっつけなければ(笑)。
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![](https://stat.ameba.jp/user_images/34/6e/10000490212_s.jpg?caw=800)
誘惑。
みなさまご無沙汰しております。
この一週間というもの更新が滞っていたにもかかわらず、コメント・トラバ・読者登録をしてくださった皆様、そして訪問してくださっていた皆様、どうもです。
更新が停止していたのには二つほど理由がありまして・・・。
その1 『半島を出よ』
なんたって長いんすわこれ。ようやく下巻に入ったところ。仕事が忙しくなったのもありますが、とりあえず早く読破したいんですけど、なかなか・・・。
その2 『Zガンダム』
いつものレンタルビデオ屋が半額キャンペーンをやっておりまして、ついついDVDを全部借りてしまった。全部で50話もあります。誘惑に弱い自分が情けない・・・。
半島を出よ(上・下) / 村上龍
ついに買ってしまいました・・・。
やはり我慢できませんでした。
そう、村上龍の『半島を出よ』です。
中古が出回るまで待とうと決心したはずなのに買ってしまいました。毎月の小遣いのやりくりに苦労しているくせに買ってしまいました。上下巻の2冊で4000円近かったです。
はぁ・・・。貧乏人には辛い出費です。
『愛と幻想のファシズム』を読んだときは強烈な衝撃を受けました。
『ヒュウガウィルス』のあとがきに書かれていた「アニミズムは知と想像力の最大の敵だ」との言葉に、なるほどと、唸らされました。
じつはまだ買っただけで読んでません。
何しろ2冊で1000ページくらいありますのでね。
しかし楽しみだ。今回も期待を裏切らないどころか、想像を越える内容にびびらされることだと思います。
今週中には読み終える予定ですので、読後の感想はまた後ほど・・・。
あまりの嬉しさに、読む前から紹介してしまいました。
今月の残りの日数をどのように過ごせばいいのか・・・。
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