さぁ、いよいよ「土台敷き」が始まりました
家の基礎の上に横に敷かれる材木で、柱を支えるのが「土台」なのです
ここで一つお勉強!
建築用語には普段の生活で使われている言葉が意外と多いのです
例えば「どだい無理」とは「基本的に無理」って意味ですが、その「どだい」とは・・・そぅ・・・この「土台」のこと
なので家全体を支えるための「基本的なモノ」が「土台」なのです
そして・・・「建築工房 KOA Design」では「床の下までが室内空間」として設計しております
つまり、床の下に冷たい空気(夏は暑い空気)を入れないという考え方
一般の岡山の家では、床下に換気口を設けて、断熱は床材の裏側に取り付けます
しかし
「建築工房 KOA Design」では断熱材を基礎の内側にビッチリと貼り付けるのです
こうすることで建物の中に冷たい空気(夏は暑い空気)を一切入ってこなくするわけです
ハッキリ言って手間がかかりますが、こうすることでできるだけ外気の影響を無くするのです
このため床下に換気口は設けません(東北とか北海道では当たり前の工法です)
従来からの床下(裏)断熱では床が冷えてしまうのです
「建築工房 KOA Design」では以前からこのやり方をお勧めしております
お次は、カラフルなホースのようなもの
これは床下に這う「水道のパイプ」と「お湯のパイプ」
青いのが水道パイプで赤いほうがお湯パイプです(たぶん・・・)
写真のように自由にクルクル曲がるので、床下ではパイプの継ぎ目を最小限にすることができるのです
もちろん外から中へ入ってくるところの一か所だけは繋ぎますが、そこから各所に別れていくわけです(ハブ配管とも言います)
これを専門用語で「ヘッダー方式」といいます
とまぁ、こんなふうに地道な作業を行うことで、やっとこさ快適な居住性能が確保されるというわけです
*今回はちょっと真面目なお話でした <(_ _)>