場所は倉敷市立美術館
「谷尻 誠」さんは、若手の建築家の中でも「中村拓志」と並んで私の大好きな建築家なのです
1974年生まれの38歳!
生まれも育ちも広島で、現在も広島で事務所をかまえておられるのです
最近TVにも出演されてアカデミックな建築教育を受けておらず、毎回自由奔放に建築に取り組んでる
なにがすごいって、毎回姿を替えて掴みどころがない
いわゆるパターンが無いのです
スタイルから入らずに根本的なところまで掘り下げていく設計スタイルは、私がいつも心がけていること
参加者は比較的若い方が多い
ひょっとして最年長くらいかな・・・と思ってると元「飛夢房」の社長で現在はアーバンデザインコンサルタントの「ライア」の社長、岡田さんもご来場(この人がまたアグレッシブでメッチャ面白い人なんです)
実は「谷尻 誠」さんは岡田社長から教えてもらっていたのです (サスガです)
「今、広島に面白い建築家がいてるぞ~」っと
今回の講演会で心に残った言葉
①「なんで、なんで、なんで・・・」を考えていくと原点にたどり着く
②落ちてる林檎を拾って食べる(みんなが見向きもしないことをやってみる・・・いま落ちたばっかしだと十分おいしい)
③何気ない風景に枠をつけるだけで作品になる
などなど・・・ちょっと違った角度(視線)で物事を眺めるってことが大切なのだと・・・・・それそれ
やっぱりどうも思った通り「谷尻」さんはけっこう「あまのじゃく」みたい・・・そうでなくっちゃ・・・なんだかウレシイ
少しだけ彼の魅力ある住宅をご紹介
長く水平に伸びた屋根と中央の通り土間が素敵な平屋(!)のお家
崖地にたつガラス張りのお家 (かれは「崖地の建築家」とも呼ばれてるそうです)
そして景観をフレーム(駐車場兼アプローチ?)で切り取ったシャープなエントランス
こんないろんな顔を持つ建築家 「谷尻 誠」
オイラも負けないように頑張んなくっちゃネ・・・
P.S. 「谷尻 誠」のちょっと面白いインタビューをのっけます
http://openers.jp/interior_exterior/ispecial/youngarchitect_004.html