さあ、新しい年の始まりです。
昨年の暮れに事務所のソファーを購入いたしました。(S様邸ご契約の自分へのご褒美ってことで)
あのコルビジェのLC2(2P)です。(ちなみにオークションで¥35,500で落札・・・定価は¥300,000位)
さすがに本家本元の「カッシーナ」は、それはもう天文学的な金額になるので残念ながらレプリカです。
但し、さすがは「IDC大塚家具」
ほとんど本物と遜色ない仕上がり!(ユーズドなので革のヤレ具合がなかなかいい感じ・・・・・ビンテージ感が出てます)
これで ヤコブセン/アントチェアから始まって アイリーン・グレイ/サイドテーブル(E-1027)、イームズ/DCM、ミース/バルセロナ・チェアと20代のころから憧れていたイス・コレクションが整ってきました。
1月5日にクロネコヤマトさんが配達に来て開口一番、「このままじゃ入らないかも? 他に搬入口はないですか?」・・・・エッエーウッソ~・・・ヤッバー・・・・
・・・まてよ・・・
LC2は確か、下のフレームと革のシート部分がバラバラになるはず(超安物はバラせないものもあるらしい・・・)
「梱包をバラせばなんとかなるんじゃないですか?」
「そうですか? じゃあ梱包をバラしてみましょう」
ヤッパシ・・・バラせばパーツがバラバラになって、何とかなりそう・・・・・ホツ
これに革のマットを押し込んでっと・・・(まだ仮組み立てです)
なんせ「革マット」は七つのパーツに別れているのです。(さすが コルビジェ・・・ウチの事情をよくご存じで)
この「革マット」を1ピースづつバラしてレザー・ローションを塗って・・・拭きとって・・・乾かせて・・・磨きあげて・・・
やっとこさ完成にこぎつけました。
納まった様子がこれです! ジャジャ~~ン!
さすがに「バルロナチェア」との相性もバッチシ? (そりゃお二人とも同時代のスーパーデザイナーですから)
おまけにコルビジェとはなにかとプライベートで因縁のある アイリーン・グレイ「E-1027」も雰囲気バッチシです。
*どうもル・コルビジェはアイリーン・グレイのデザインセンスに嫉妬して、彼女をデザイン界(建築、家具)から抹殺を図ったという(マコトしめやかな)噂のある特殊な関係らしい。
*もひとつ、ル・コルビジェの「LCシリーズ」は実はシャルロット・ペリアンって女性がデザインしてるのでした。
意外とズルイ コルビジェの一面が垣間見えます。
これからは(ズ)ル(イ)・コルビジェと呼ぼうかな・・・・・な~んて・・・ウソウソ
まあ、そんな噂は置いといて、ちょっといけてるお打ち合わせスペースが3年目にしてやっとこさ完成したのです。
そんなわけで、家のご相談はもちろんのこと、ミースやコルビジェのソファーに座ってみたかった人、是非一度「建築工房 KOA Design」いらしてください。
お家のことやらインテリアの事やら(ウクレレ、JAZZ、カメラ、自転車などなど)のお話をいっぱいしましょう。