2010/10/16(土曜日)~17(日曜日) ・・・ 鍋岩から ・・・
コース 自宅 = 川内BS = JR徳島駅 = 鍋岩 … 玉ヶ峠 … 植村旅館(泊) … 大日寺・常楽寺・国分寺・観音寺・井戸寺 … JR徳島駅 = 川内BS = 自宅
今回は途切れていた遍路道をつなぐため、鍋岩から徳島市内5ヶ寺を参拝する。
朝8時、家内のラパンで川内BSへ出発。以前、満員でバスに乗れなかったらどうしょうと心配したので、前回より学習効果を発揮して、往復のバスを予約している。
徳島駅で神山行きのバスに乗り、終点の寄井中で神山町営バスに乗り換え、13時15分鍋岩の焼山寺バス停到着。遍路衣装に着替えて遍路を開始する。
焼山寺バス停から神山方面へ数十メートル引き返すと、大日寺への遍路標識が左手の山の中へ入るように指示している。トコトコトコと山道を15分くらい登っていくと、すぐに民家の前の舗装道路に出てくる。玉ヶ峠クリア・・・そんなわけない。
舗装道路を山の中へ進んでいくと、キャリーケースに板を渡した簡易ベンチに「一ぷく場」の看板が立っていて、傍に大日寺18.7Kの石柱。ここから本格的な登りが始まる。
この山道、急勾配の上に、大きな石がゴロゴロ転がっている。焼山寺の最後の登りよりもまだひどい。
足場の悪い急坂だけど、標高差は余りないので、ドッコイショ、ドッコイショと登っていくと、間もなく土の道になり、突然目の前に舗装道路が現れた。
ここからは舗装道路を進むこととなる。すぐに玉ヶ峠に到着。峠には弥勒菩薩の石仏が祭られており、般若心経を唱えお参りする。一休みしようと向かいにある遍路小屋に立ち寄るが、鍵が掛かって入れない。
管理上、イロイロ問題があってのことだろうが、残念なことだ。遍路として、このような善意の施設の利用には、利用させていただくという感謝の心を忘れないようにしないと。時々忘れて、当たり前のように使っています。深く反省。「トイレを使わせていただきありがとうございます」しっかりお礼を言って出発の準備をする。
ここからは長い長い下り坂、靴の紐をキッチリ締め直して歩き始める。テクテクテクテク歩いていると、民家が現れ、右手下に鮎喰川が見える。
「楽勝、楽勝、もうすぐだ」と思って歩いていたが、いつまで経っても川に着かない。
次の民家が現れては過ぎ去り、また次の民家が現れる。鮎喰川は相変わらず、右手下に見えている。この山道、下に降りずに、前へ進んでいるのだ。
最近作られた神山遍路休憩所で、地図を確かめると「エーーナンダコリャ」今日の宿泊地「植村旅館」までの半分も来てない。
同じような景色の道をひたすら歩いていく。
途中「鏡大師」の標識に従って脇道を降りると2分足らずで「鏡石」に到着する。よごれた普通の石で、光っているところなど一ヶ所もない。
「これだけデコボコだと鏡にはならんな。まー写真だけでも撮っとこ」あとで写真を見ると、石の正面右下のあたり、ストロボの光が一部分だけ反射している。
昔、たまたま弘法大師が触ったとき、岩の表面が水平に欠け落ち、下の鉱石が鏡のように光っていたのかなと想像してみる。
元の舗装道路へ戻って、また同じような景色の道をひたすら歩いていく。
前方に今までとは違った大きな集落が見え始めた。川沿いの道を車が通っている。
山道から県道20号線に合流し、住宅の中を進んでいくと自動販売機が置いてある。やっと人の居るところへ出てきたんだ。
橋の袂のちょっと古い家の前にいたオバチャンが名前を呼びながら近づいてきた。植村旅館の女将さんだ。予定よりかなり早く到着。
「部屋は2階ですが階段は大丈夫?」「階段は大丈夫???」何のことかと思ったが、見て分かった。直角に近い階段だ。リュックが天井につかえながら二階に到着。荷物を下ろす。
今夜の同宿者は京都の66歳男性1名。6時から夕食となったが、なかなかの豪華版(山の中なので期待してなかった)刺身に鯛の塩焼き、から揚げ、酢の物その他イロイロあったが、京都氏と話が盛り上がり、酒宴になってしまって、ほとんど食べ残してしまった。
翌日女将さんから一言「ご飯はしっかり食べんといかん。お参りが目的なんじゃから」
*** 続く ***






