私の通勤路には県立歴史館があるのですが
歴史館のいちょうきれいでした・・・
もう、終わっちゃったんですけどね。
さて、そんな歴史館では12月10日からテーマ展
「水戸藩最大の私塾・日新塾」展を行います
日新塾とは水戸藩の郷士「加倉井砂山」先生が開いていた学校です。
私塾というのは今でいえば私立
弘道館のようなところが公立学校といった感じでしょうか。
30年間で3000人もの門下生を育てたといわれています。
その中には天狗党の乱の中核「藤田小四郎」さんや
桜田門外の変の協力者「斎藤監物」さんなんかもいたんですよ。
様々な分野で活躍される偉人達をたくさん輩出できたのは
日新塾の考え方
「一党一派に思想が偏ることを好まず、一人ひとりの個性を伸ばす」
という信念があったからこそ。
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そんな思想をお持ちの加倉井先生ってどんな方だったのでしょう?
加倉井先生は代々庄屋を務めてきたお家の二男として生まれました。
おじいちゃんの代から水戸藩の郷士格になります。
郷士とは
『武士の資格を持つ農民、武家屋敷ではなく農村で暮らす武士』のこと
上でも書いたように先生は次男だったので後継ぎではなかったんですが
16歳の時後継ぎだったお兄ちゃんが急死
先生は16歳という若さで加倉井家の後継ぎになります。
先生は塾だけではなくたくさんの役職・お仕事をお持ちでした
☆庄屋さん
★斉昭公の江戸のぼりや日光東照宮参りのお付き
☆海岸防備の役
★町の取締役(目付や横目という)
などなど・・・
そのなかで先生業もこなしていたのだからすごいスケジュールだったんでしょうね
だから趣味は旅行
東北の方に温泉に入りにもいったりしていたようです。
加倉井先生がなさっていた教育は
今日本が目指そうとしている教育そのものだともいます。
