息子は中学受験の時、算数は特に苦手ではなかった。

理解力も閃きもソコソコあったと思う。


突出してできる訳でもなかったし、とにかく同じ問題もう一度解くのが大嫌いで解き直しを殆どせずに受験を乗り切った。


なので、やればできるけど努力をする才能には恵まれてないんだなと思ってた。


夫はコツコツ勉強を積み重ねる理数系タイプで、私はコツコツやるのが苦手な文系なので私に似たんだと思う。


で、未だに同じ問題を繰り返し解くのは嫌いだし似たような問題を何度も解きたくない。

数学になってからは更にやりたがらない。


なので、宿題と授業以外で数学や物理の勉強をせずに学校の試験を受けていると思う。


そんなんで理系に行っても受験は乗り切れないし、万が一どこかしらに受かっても留年繰り返してリタイアするのが目に見えてるよね。


時代の流れでいうと国立理系がいいんだろうけど、合わない方向に進んでも上手くいく訳がない。


しかし、息子は頑なに理系に進むと言っていた。進路については本人が決めるのが一番だと思ってるので、こちらも口を出さずに見守るしかなかった。


高1の秋頃に理系・文系の選択アンケートが2回ほどあり、そこでも理系を選んでいた。


今までは高2で理系を選んでも高3に上がるときに文転て選択肢もあった(先生方にはこってり絞られるらしいけど)みたいなんだけど、1つ上の学年から単位の関係で文転できなくなったらしい。


これを聞いて私は焦った。が、夫に口を出すなと言われているので黙っているしかなかった。


三者面談前のアンケートで確定となるため親子での摺合せをして決めるように学校からメールがきた。


息子に希望を聞くと、なんと文系にすると言った。


どういう心境の変化か確認すると、学校の進路説明会で先生から「理系は就職率がいいみたいなフワッとした理由で理系を選ん出る子は受験が上手くいかない子が多い。理数教科が苦手と思っていて、やりたい事が明確にないなら文系を勧めます」と話しているのを聞いて、まさに自分の事だと思ったらしい。


という訳で、文系を選択して大学に入ったら就職に使える資格を取ると決めたんだって。


なんか、ちゃんと先のことも考えられる様になってて少し肩の荷が下りた。


男子校なこともあり特に息子の学年は理系か多いみたいで、学年の約7割が理系クラスとなった。医学部志望の子も多いんだとか。


息子は今でも時々「変なプライド捨てて文系にして良かった。理系行ってたら、後悔しかしてなかったと思う」と何度となく言ってる。


そんな訳で、息子の進む道が少しだけ決まり

夏のオープンキャンパスに行ったことで志望校と志望学部も決まったのでした。


第1志望の大学凄いとこ選んでて、果たしてどこまで頑張れるのか。今の時点で勉強量少ない気がするんだけれども💧