さて、話し合いの日です。


一方的に押し付けても意味がないと考えたので、まずは高1の1年間の成績表を本人に確認して貰った。

この成績を見て何を思うか聞いてみた。


「まぁ、悪いよね。」

「全然、勉強しなかった自覚もある。」

「ヤバいなと思うし、これからはちゃんとやるつもり。」


との事だった。


息子の「ちゃんとやるつもり」ほど信用ならないモノはない。すぐに信じちゃって、いつも騙されるよねって旦那に言われるけど今回は絶対に騙されないっ!


次に、進路について聞いてみた。


「大学進学を考えてる。」


だそうです。この成績で?とは言いませんでしたよ。

心の中に留めました。口に出さなかった自分に褒美をあげたいよ。


続いて、奨学金について書いてあるサイトを何個か時間をかけて読んでもらった。


内容としては同学年で大学進学するのは何%か。そのうち何%の人が奨学金に頼るのか。奨学金を利用する人としない人の生活費の内訳。奨学金に頼ったあと社会人になってからの収支のシミュレーションとか割と具体的な内容のもの。


で、何を感じるか聞いた。


「自分は恵まれてるんだなと思う」と


そうだよね。関東の大学なら多少遠くても実家から通えるから生活費の心配はないし、学費だって出してもらえる。アルバイトのお金は全部自分で使える訳だよね。アルバイトしても勉強する時間だって確保できる。なんなら、こちらが求めてない中学受験までしてるよね。


にも関わらず何の努力もしてないよね。しかも、私達のスマホやPCを使って遊びまくってるよね。


ここで準備しておいた選択肢が書いてある紙を渡した。