語学留学に行く前に話し合うべき事があった。

帰ってきたら、すぐに学校が始まってしまうから高2になる前に話すべきこと。


それはゲームとパソコンと進路について。歌のタイトルにもなりそうな、この3つについてだ。

高1の1年間は好きにやらせていたけど一向に自制する姿がみられない。


その間、私は悶々としながらネット検索に励んでいた。

検索して出てくるのは、高校生にもなってスマホやゲーム時間を自分でコントロールできない奴に大学受験なんて乗り越えられる訳がない。

高校生なら自分から勉学に励んで然るべき。

高校生のスマホやゲームを親が制限するなんて有り得ない。


親視点でも子供視点でも、こんな感じの意見しか出て来ないの。


マジか。世の中の高校生はみんな自制してキチンと勉強時間を確保してるのかと愕然とした。


夫も同じ意見で、親にゲームの時間を咎められたことないし、勉強の合間に休息でゲームしてた。

だから、自分で気が付くまで好きにさせとけばって感じなんだよね。


そもそも息子は同学年の子に比べて幼い。1年先のことも考えられない。考えられる未来は精々、明日までなのだ。そんな息子が「このままじゃ駄目だ」

なんて或る日、突然に気がつくとは到底思えない。


そもそもさ、スマホもパソコンも親のお金で買った親の物じゃん。それだって手に入らない子はいる訳でしょ。それをなんの苦労もなく与えてもらって、なのに高校生としてやって然るべき事をせずに、楽しいことだけをするっておかしくない?


と夫に訴えたら、私の言うことも一利あるし〇〇(私)ばっかりがストレス溜めるのも違うと思うから、そこは主導権を持ってもいいかもね。と言われ話し合いをする事になったのでした。


いやー、でもコレ賭けなんだよね。反発して更に酷い有り様になる可能性もある。ないとは思うけど家出とか?暴れたり···は絶対にないな。引き篭もり?不登校?も無理そうかな。


でも反発されたら意味ないので、色々なシチュエーションを考えて話し合いに挑んだのでした。