私は去年の春に大腸癌(ステージ4)が見つかり手術をして現在は抗がん剤治療を受けている身ですが、自分が癌になるとは思ってもみませんでした。
齢を重ねるに従い医者が言うには二人に一人が癌になるということで医者はごく当たり前のように言いますが、言われる方にとっては癌という言葉は非常に衝撃的な言葉でした。
しかもステージ4なら完治することはなく抗がん剤治療で延命を図ることになると告げられた時には私も気持ちの上でかなり動揺しましたが、後日抗がん剤治療を受けるため初めて腫瘍内科というところへ行ったところ私が思っていたよりも多くの人が抗がん剤治療を受けるために来ていました。
治療の順番を待っておられる方を見て私と同じぐらいの年配の方が多く、自分だけじゃないんだと思うと何だかはじめての腫瘍内科にいって緊張していた所為もあったのが急にホッとしたいうのが正直なところです。
ホッとしたという言い方は良くないかもしれませんが、腫瘍内科に来ている方は何らかの癌を患っていることからすれば医者が言うように現代では二人に一人が癌になる時代なのかもしれません。
しかし、抗がん剤治療というのは、いろいろな副作用があって私もはじめのうちは、それほど強い副作用は出なかったのですが治療の回を重ねるうちにいろいろと出て来ました。
それでも副作用に対する薬を飲んで何とかコントロールすることが出来ましたが未だに元に戻らないのが手先に足先の痺れが治りません。
手先の痺れがあると細かいものを掴むことが出来難いもので小さな薬の粒をつまむのさえスンナリとはいかなく足先の痺れは自分の足で歩いている感じがしないので歩く時は気を付けるようにしています。
腫瘍内科の先生も言っていたことですが、抗がん剤とは長い付き合いになるのだからという言葉の意味が最近は漸く分かりはじめたところです。